総合型地域スポーツクラブの認知度について。情報量の少なさが認知度の低さにつながっている。


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日本で「総合型地域スポーツクラブ」という言葉を耳にする機会は非常に限られています。けど、総合型地域スポーツクラブという経営モデルは、意外と身近なところにあります。

例えば、湘南ベルマーレやセレッソ大阪、東京ヴェルディ、横浜FCなどのJリーグに加盟しているクラブも非営利法人で総合型地域スポーツクラブを運営しています。

これからは、Jクラブの経営モデルや地域の活性化につながる事業として総合型地域スポーツクラブという経営モデルは注目されています。今回は、身近にあるけれど、ほとんど知られていない総合型地域スポーツクラブという経営モデルを紹介します。

■多種目と多世代が特徴

総合型地域スポーツクラブとは、地域の住民が主体となり幅広い世代の人たちが生涯を通じて、スポーツと関わることのできる環境づくりを目指して活動する非営利目的の組織のことです。

クラブは、多種目のプログラムを用意し、様々なサークル活動や文化活動を行い、それらを性別や年齢関係なく、競技レベルに合わせて自由にスポーツを楽しめる場を提供します。

社会人サッカーチームや草野球チームなどは、単一種目で単一世代の関わりになってしまうことが多いです。でも、総合型地域スポーツクラブの場合、複数のプログラムを用意することにより、スポーツを通じて多世代が交流を図ることができます。

クラブは、地域の住民などから会員を募り、その会費でクラブを運営します。しかし、日本では助成金などに依存しているクラブが少なくないという現状があります。

総合型地域スポーツクラブは、簡単に説明するとこのような経営モデルです。

■総合型地域スポーツクラブの本場はドイツ

総合型地域スポーツクラブの本場はドイツです。ドイツには、どんな地域にも必ずスポーツクラブがあります。小さな地域にも小さいなりの施設が整っています。その結果、国民の3人に1人が地元のスポーツクラブの会員になっていて、幅広い世代の人々が各自の競技レベルに合わせ、生涯を通じてスポーツを楽しんでいます。

世界的に有名なサッカーチーム「FCバイエルン・ミュンヘン」も総合型地域スポーツクラブという形態で運営している組織のひとつです。

バイエルンは、サッカー以外にもハンドボールやバスケットボール、体操、スキットルズ、卓球、チェスなどの種目があります。また、シニアサッカー部門には1000名以上の活発な会員がいるようです。

日本では、普通のサッカーチームとして認知されているかもしれませんが、実は地域の住民が多種目のスポーツを生涯を通じて楽しめる環境になっているのです。

■情報量が圧倒的に少ない

では、なぜ、日本における総合型地域スポーツクラブの認知度は低いのでしょうか?

答えは、圧倒的な情報量の少なさにあると私は考えております。Google検索に「総合型地域スポーツクラブ」と入力しても、たったの110万件ほどの情報しかありません。ちなみに、誰しも知っているであろう病気「風邪」の情報は2000万件以上もヒットします。

情報量が少ない理由はシンプルで「総合型地域スポーツクラブ」という単語を知らなければ、「総合型地域スポーツクラブ」を調べる機会自体がないからです。

日本における生涯スポーツ社会を本気で実現させるためには、まず「総合型地域スポーツクラブ」という単語の認知度を「風邪」と同じくらいの高めなくてはなりません。

総合型地域スポーツクラブという言葉の認知度を上げるには、より多くの関係者の情報発信が必要です。自分たちのクラブの知名度を上げるというミクロな視点ではなく、総合型地域スポーツクラブ全体の知名度を上げるというマクロな視点が重要になるでしょう。それが市場の拡大につながります。

■終わりに

私もこれから総合型地域スポーツクラブの関係者のひとりになります。だから、総合型地域スポーツクラブに関する情報も当サイトを通じてどんどん発信していきます。

そして、たくさんの関係者とお会いしてお話を聞ければ、もっと良い情報発信ができると考えております。

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