僕は常になにか楽しいことはないか、おもしろいことはないか、と考えています。だから、保守的な考え方はあまり好きではありません。
人生には、やってみなければわからないことがたくさんあります。
それなのに、チャレンジする前から「これは成功するだろう」「これをやっても何の役にも立たない」などと考えてはもったいないです。
「まずやってみればいいのだ」というノリが大事なのではないかと思います。
もちろん、軽いノリでやってみたことがクソほどつまらなかったという経験もありますけど、それもやってみないことにはわかりませんからね。
成功や失敗を考えることがナンセンス
なにかを始めようとするとき、成功するか、失敗するか、損得などはあまり考えないほうがいいのです。逆説的な考え方なんですけど、そもそも成功すること、幸せになること、などを強くみすぎるから、かえって失敗することに対しての不安も大きくなります。
それで、どんどん保守的な姿勢になるのです。
例えば、起業して事業に失敗したからといって、命まで取られるということはありません。
そのときは、またやり直せばいいじゃないかと楽観的に考えればいいと思います。
何事もやる前から可能性にあふれている未来を否定する必要はまったくもってありません。
現状維持は後退?
それに、人間の運勢は守りに入るとどんどん下がっていくものなんだそうです。苦労して積み上げてきた財産や地位、人間関係などを失いたくないという気持ちは理解できます。
でも、失うことを恐れて新しいことにチャレンジするのを避けたり、今あるものを保持しようとすると、実はかえって今あるものを失いかねません。
ウォルト・ディズニーの「現状維持では後退するばかりである」という言葉がそれを表していると思います。
現状維持という選択肢がなく、進歩か後退しか道がないのであれば、常に新しいことにチャレンジして進んでいくしかないはずです。
失敗してもゼロに戻るだけ
裸一貫が人間の本来の姿です。人間は、一人きりで生まれてきます。誰しもが、お金や地位や権力をともなって生まれてくることはありません。
また死ぬときも、一人で死んでいきます。あの世まで、お金や地位や権力は持っていくことはできません。
そう考えれば、今持っているものを失うことを恐れる必要などないと思いませんか?最初は何も持ってなかったわけですからね。
たとえ何かで失敗して財産や地位を失っても、本来の自分の姿に戻るだけです。
攻め続ける姿勢こそ人生を楽しむ秘訣なのだと思います。
とまあ、最近、思ったことをつらつらと書いてみました。おもしろいことをやるには、それなりリスクが必要なんだなと感じた次第でございます。