8人制サッカーのフォーメーションと戦術。ジュニア年代の育成。


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私は、サッカーの戦術論やシステム論が大好きです。

好きなチームは「FCバルセロナ」。

かれこれ15年以上もバルサのサッカーを見て生きてきているわけですから、完全にポゼッション・プレッシング志向の人間になっています。

数えきれないくらいサッカーの試合を見て自分なりに分析を重ねてきたので、戦術やシステムについてそれなり詳しいでしょう。

しかし、それはあくまでも「11人制」の話です。

近年、ジュニア年代のサッカーが8人制で行われているをご存知でしょうか?

私が現場から数年ほど遠ざかっていた間に導入されてしました…。

8人制サッカーとは?


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サッカーは11人で行う競技という認識を持っている人は多いと思います。が、少年サッカーが11人制で行われる機会はどんどん減ってきているのが現状です。

では、どうして8人制が採用されているかと言いますと…。

日本サッカー協会(JFA)では、サッカーをプレーしているすべての子どもたちに試合に出場する機会を与え、試合を通して選手として成長する機会を与えるために、「8人制サッカー」を導入することにしました。

「8人制サッカー」は多くの子どもたちが試合に出場できるようにするために、ピッチを大人のサイズの半分にし、自由にいつでも交代できるようにした、この年代においては最適な試合形式だと考えています。

引用:日本サッカー協会


スペインでは7人制、ドイツでは9人制が採用されていますので、8人制が特別珍しいということはありません!

プレイヤーの数を減らし、ピッチを小さくすることで、ボールタッチの回数を増やし、プレーに関わる機会を増やしたというわけです。

また、交代が自由になったのでより多くの選手に試合経験を積ませることもできます。

こちらはフットサルでも採用されているルール。集中力が切れた選手をリフレッシュすることも可能。

8つのポジションしかないわけですから、スタメン争いは当然厳しくなります。ポジションを奪い合うことは選手の成長につながるので大事なことです。

このような事情があって、ジュニア年代では8人制が採用されているわけなのですが、私が気になったのは戦術やフォーメーションです。

正直、ジュニア年代で主流になっている8人制サッカーの戦術やフォーメーションについて詳しく理解できていません!

戦術やシステムで選手を縛るつもりはないですが、どんな戦い方があるのかことに興味があったので、自分なりに少年サッカーの試合を見て研究してみました。

というわけで、8人制サッカーの戦術とフォーメーションについてまとめました。

【関連記事】現代サッカーの鍵を握る「トランジション」とは?【サッカー用語】

8人制サッカーの基本フォーメーション


8人制サッカーでは、主に4つのフォーメーションが使われています。その種類と戦術をみていきましょう。

2-3-2

8人制サッカーのフォーメーション「2-3-2」
日本サッカー協会が推奨しているフォーメーションがあります。それが「2-3-2」です。選手をフィールド上にまんべんなく配置することで、コート全域でマッチアップさせるのが目的。

わかりやすい構図ですよね?

ピッチを広く使って、1対1の局面を多く作るということ。だけど、広く使う意識を持ちすぎてしまうと各選手が孤立しがちです。

守備面でも極端に1対1の能力が低い選手がいるとそこが穴になります。8人制は11人制と違ってごまかしが利かないので採用するのが難しいチームもあるでしょう。

2-3-2は、チーム力が試されるフォーメーションともいえます。

3-3-1

8人制サッカーのフォーメーション「3-3-1」
3-3-1」は、最も多くのチームが採用しているフォーメーションといわれています。

11人制の「4-4-2」のフォーメーションをイメージしてみるとわかりやすいでしょう。

③番と⑥番のポジションがチームの要になります。

サイドバックとサイドハーフがしっかりいるので、サイド攻撃を仕掛けやすいというメリットがあります。

また、最終ラインに3人の選手がいるので守備力が高いのも人気の理由のひとつ。

ただし、完全分業制の意識を持ってしまう可能性も高いです。

最終ラインはデェフェンス専属、ワントップの選手はオフェンス専属といった意識を持つのは、本来の8人制サッカーの導入の意図にそぐわないので好ましくないでしょう。

3-3-1は、育成という観点においては疑問が残るフォーメーションともいえます。勝ちにこだわって採用すると、本来の目的を見失うことになりかねません。

3-2-2

8人制サッカーのフォーメーション「3-2-2」
3-2-2」は、攻撃的なフォーメーションです。

前からボールをガンガン奪いにいこうとするプレッシング戦術がハマります。

キーポイントは最終ラインに配置されている両サイドの選手の運動量です。

試合中は、実質「1-2-4」もしくは「1-4-2」という陣形になることも多い。だから、前線でボールをカットできないと大きなピンチを招くリスクもあります。

3-2-2は、試合を通して走り続けるスタミナと集中力が求められるフォーメーションです。

選手の数が豊富なチームじゃないと採用するのは難しいと思います。

2-4-1

8人制サッカーのフォーメーション「2-4-1」
2-4-1」は、ボールポゼッションを主体とするフォーメーションです。

中盤の人数を増やし、ショートパスをつなぎながら試合を支配する戦術と相性抜群。

サイドハーフというよりウイングに近いポジションに選手がいるので、ピッチをより広く使うことができます。

とにかく各選手に技術の高さが求められます。止めて蹴るという基本的な能力が必要不可欠!下手なボールの失い方をすると、サイドの穴を相手にうまくつかれてしまうでしょう。

【参考記事】少年サッカーの主流!8人制のルールとコートのサイズは?
【参考記事】サッカーの基本的なキックの種類!インサイド・インステップ・アウトサイドの蹴り方やコツ。
【参考記事】トラップ上達のコツ!ファーストタッチ向上でサッカーは格段にうまくなる。



最後に


8人制サッカーのフォーメーションは

  • 2-3-2
  • 3-3-1
  • 3-2-2
  • 2-4-1

  • の4パターンが基本です。やっぱり採用しやすいのは安定感がある「3-3-1」のようです。

    個人的には「3-2-2」が好み。チーム全体で前からボールを奪いにいって、最短距離でゴールを狙う、とてもシンプルでわかりやすい。

    選手を戦術やシステムでほとんど縛らなくていいのも大きなメリットだと思います。

    攻撃では全員でゴールを奪いにいく、守備では全員でボールを奪いにいくだけですから。どこから攻めるか、どこでボールを奪いにいくか、も選手たちに考えさせるのが理想。

    全員攻撃、全員守備という8人制サッカーのコンセプトにも沿っているという意味でもお気に入りです。

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