バルサはDFの補強がとにかくヘタ?移籍の失敗例となる5人のDF。

MSN(メッシ・スアレス・ネイマール)を擁するFCバルセロナは「史上最強のチーム」と呼ばれています。

現在のチームの成功は、やはり巨額の資金を使って獲得したネイマールとスアレスがチームにしっかりフィットしたのが大きい。過去には、イブラヒモビッチやアンリ、ビジャといったスーパースターを獲得しましたがバルサで輝きを放つことはありませんでした。

また、ビッグネームだけではなく、ラキティッチやブラボ、マトゥーといったリーガ屈指の実力者を獲得し、チームにすぐ順応できたのも今の成功につながっています。

最近の補強はうまくいっているように思えます。しかし、下部組織出身の選手を中心にチームを作ってきたバルサは決して補強が上手なチームとは言えません。特にDFの移籍の失敗例は数知れず。

2016年の補強候補にエヴァ―トンのストーンズやアスレティック・ビルバオのラポルテなどの名前が挙がっておりますが、それは果たして的確な候補なのでしょうか?

というわけで、バルサの過去の移籍失敗例をご紹介します。

トーマス・ヴェルマーレン

2014年の夏にベルギー代表のDFは1500万ポンド(約26億円)の移籍金でアーセナルからやってきた。負傷癖がある30歳目前に迫ったDFにしてはかなり高い移籍金だ。しかし、センターバックの一角に左利きの選手を使いたがるバルサにとって、センターバックと左サイドバックでプレーできる左利きのヴェルマーレンは魅力的な選手だった。

だが、案の定、ヴェルマーレンは加入後も負傷を繰り返し、リーガデビューを果たしたのはなんと2014-15の最終節。アーセナルのDFリーダーを務めていた頃のプレーをバルサで披露する日はくるのだろうか…?今のところ約26億円の無駄遣いとしか言いようがない。

エンリケ

バルサのエンリケといえば、現在の指揮官ルイス・エンリケの顔を思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、バルサの移籍失敗例を語るのにあたって忘れてはならない「エンリケ」という人物がいる。その名はエンリケ・アドリアーノ・ブス。2008年の夏に鳴り物入りでブラジルのパルメイラスから加入した。かかった移籍金は800万ユーロ(約13億5000万円)

プレー経験を積ませるために獲得後、すぐにレバークーゼンに期限付き移籍。その後もラシン・サンタンデールや古巣のパルメイラスに期限付きで放出され、結局バルサで公式戦デビューを飾ることはなかった。エンリケはブラジル代表に選出されるまでの実力者になったけれども、約13億5000万円の投資は失敗に終わった。

ドウグラス

バルサはブラジルから無名の選手を連れてくるのが好きなのは間違いない。契約問題で揺れるダニエウ・アウヴェスの後釜として2014年の夏のマーケット終了間際にバルサにやってきたのが、現在もチームに所属しているドウグラス。移籍金400万ユーロ(約5億9000万円)を使って無名の選手を獲得した。ブラジル代表のダニーロの移籍交渉がうまく進まなかったのとFIFAから移籍禁止処分が下されていたことがパニック・バイの原因。

残念ながらピッチの上でドウグラスの姿を目にすることはほとんどない。ダニエウ・アウヴェスの後釜になる可能性もゼロ。補強は計画的に!

マルティン・カセレス

ユベントスに所属しているダボダボのサッカーパンツと長髪がトレードマークのウルグアイ代表DFマルティン・カセレスがかつてバルサの選手だったのをご存知でしょうか?2007-08シーズンにレクレアティーボで大活躍し、2008年の夏にレンタル元のビジャレアルに復帰した。そして、バルサはビジャレアルに1650万ユーロ((約26億8000万円)を支払いカセレスを獲得。

エンリケのように加入後にすぐレンタル移籍させられるようなことはなかったが、負傷や戦術的な判断を理由にほとんど出場機会を得ることはなかった。翌シーズン、ユベントスにレンタル移籍するが、移籍先でも度重なる負傷で出場機会を得ることはできず。今度はセビージャにレンタル移籍し、ようやく実力を示すことができた。2010-11シーズン終了後にそのままセビージャが500万ユーロで買い取り。

価値はわずか3分の1程度に。バルサに貢献することもほとんどなかった。たった1シーズン活躍しただけの選手に1650万ユーロを費やすのはいかがなものだろうか?

ドミトロ・チグリンスキー

ドミトロ・チグリンスキーという名前を知っている人は通だ!チグリンスキーは2008-09シーズンのチャンピオンズリーグにてバルサがシャクタール・ドネツクと対戦した際にペップ・グアルディオラが惚れ込んだ逸材。ウクライナ代表DFのプレースタイルが気に入り、翌年の夏に獲得を強く要請して獲得が実現。かかった移籍金は2500万ユーロ(約33億円)とDFにしてはかなり高額。

指揮官に期待され、鳴り物入りでチームに加入したのだが、結局、指揮官から信頼を得ることはできず、出場機会はほとんど得られなかった。2010年7月にシャフタールへ復帰移籍金は約1500万ユーロと大きな損失を出したのだった。

まとめ

いかがでしたか?バルサが5選手に費やした移籍金はなんと100億円越え。しかも全員合わせても出場試合数は100に届かないというコストパフォーマンス。バルサはとにかくDFの補強がヘタなチームであることがわかっただろう。それにしてもペップ時代の失敗が目立つ…。

2016年夏の獲得候補に挙がっているストーンズやラポルテは安定したパフォーマンスを見せており、負傷も少ないので高額な資金を投資する価値がある選手だと思う。しかし、ストーンズやラポルテとの交渉が思うようにいかなかった場合、過去の過ちを繰り返す可能性は高い。

とりあえず、今期の最高のFCバルセロナを見届けたいと思う。

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