
面倒くさいと思って、長らくスルーしていた不要品の整理。
昨年末にようやく重い腰を上げ、フリマアプリの最大手「メルカリ」を使って不要品の整理を始めました。
そしたら、ビックリ!
出品するだけであっという間にモノが売れていきます。
私以外の誰かにとって、役に立つモノがたくさん眠っていたみたいで売上総額は、もうすぐ100万円を突破します。
自宅のスペースを無駄に占拠していた不要品が思わぬ大金になりました。
フリマアプリの違いや商品が売れやすくなるコツなどがわかったので、記事にまとめてみました。
3大フリマアプリを比較
まず、3大フリマアプリを簡単に紹介します。
メルカリ
メルカリはフリマアプリの最大手。あらゆるジャンルのモノを出品することができます。
全国一律料金で配送できる独自サービス「らくらくメルカリ便」は非常に便利。
ヤマトの営業所やコンビニに商品を持ち込み、専用端末で2次元コードを読み取るだけなので手間がかかりません。
集荷サービスも30円で利用可能なので、自宅の外に出ないで取引を完結させることもできます。
また、匿名配送もできるのでプライバシーも安心です。
唯一のネックは販売手数料10%を取られること。
フリル
フリルは、今年の9月に楽天に買収されたフリマアプリ。
2012年7月に日本初のフリマアプリとして誕生したサービスです。
元々、ファッションに力を入れていた女性専用のサービスでしたが、2015年7月に男性でも利用できるようになりました。
楽天グループ入りで出品手数料が無料になったのがフリル最大のウリです。
山田孝之さんが出演しているテレビCMの影響もあり、取引額が倍増しているとのこと。
個人的には「いいね」はつくけど、そこまで売れるという印象はありません。
フリルは、今後の成長が楽しみなサービスです。
参照:フリルとラクマは計1,000万ダウンロード ー 3ヶ月でフリルの流通総額は3倍に | Shopping Tribe
ラクマ
ラクマは、楽天が2014年11月より提供しているフリマアプリです。
しかし、閑古鳥が鳴いているかのような状況が続いています。
出品しても、とにかく反応が薄い…。「いいね!」すらあまりつきません。
楽天の個人間取引市場を引っ張っていく存在だったサービスのラクマ。現状は厳しいです。
2016年10月31日をもって楽天オークションも終了しています。
メルカリとの差を埋められないようだと、フリルとラクマ共倒れなんてこともあり得るかもしれません!
販売手数料10%を取られるけど、メルカリが圧倒的に売れるフリマアプリであることは間違いないです。
さて、続いては商品を売るコツをお伝えしていきましょう!
売れやすい時間帯に出品する
出品時間は大事です。
フリマアプリには、商品が売れやすいゴールデンタイムが存在するのをご存知でしょうか?
新規商品はトップ画面に表示されます。なので、多くの人がアプリを閲覧する時間帯に出品しましょう。
朝の通学通勤時間は狙い目です。若いサラリーマンやOLに需要がありそうなモノを出品してみましょう。
やっぱり夜は売れやすい時間帯。食事を済ませた後に一息つきながら欲しいモノをチェックする人が多いため。
そして、平日の昼間は価格が安いものが売れやすい。ターゲットは大学生や主婦です。
個人的には、深夜0時〜2時も反応が多い時間帯だと思います。コメントに対してすぐにレスポンスできれば、成約率が高くなるでしょう。
商品画像にこだわる
オークションの時代から言われていることですが、フリマアプリでも写真は大事です。
やっぱり中古の商品は状態が気になります。なので、できるだけ鮮明に細かいところの状態まで伝わる写真にするのも売るコツのひとつ。
全体がパッと把握できる写真をメインにしましょう。
衣類の場合は広げた状態、本やDVDの場合は表紙がわかると売れやすいです。
汚れやキズがあるなら、しっかりとその部分を掲載しておきましょう!
トラブルを未然に防ぐことができます。
写真は、できるだけ明るいものを選んでください。写真が暗いと商品のイメージも悪くなります。
フリマアプリでも簡単に写真を加工することができます。
特に、フリルのフォトエディターが優秀で、高解像度処理をするだけで良い仕上がりになるのでおすすめ。
商品説明は丁寧に
ユーザーは、写真と商品説明などの情報を元に判断をします。
詳しい情報やセールスポイントがしっかり書かれている商品のほうが安心できるため売れやすいです。
商品名は、端的にわかりやすく!
「新品同様」や「美品」など状態を示すキーワード、「限定」や「完売」などの希少性を示すキーワードはユーザーの目をひきます。
商品説明は、細かく正確に書きましょう!
アイテムの正式名称や品番は必須です。
商品を購入した場所、購入価格、使用頻度なども大事な判断材料になります。
衣類は、素材や寸法を聞かれることが多いので、あらかじめ記載しておきましょう。
ブランド品は、正規品かどうかをよく聞かれます。シリアル番号があれば書いておくこと。
電化製品などは、スペックや特徴がわかるようにすると親切です。
商品に不具合がある場合は具体的に。
ジャンク品などを出品する際は「状態にご理解がある方のみ購入よろしくお願いします」と書いておけば、クレームを避けることができます。
売れなかったら再出品
出品してから時間が経過すると、どんどん反応が悪くなり、次第に売れなくなっていきます。
フリルでは、多くの商品が出品してから3日以内に売れているとのこと。
時間が経つと、古い商品は新しい商品に埋もれてしまい、買い手の目に留まる機会が減ります。競合が多い商品なら尚更です。
出品して3日以上経過した商品は再出品してみましょう。
同じ価格で出品したにも関わらず、すぐに売れてしまうこともあります。
魚がいない池で釣りをしても魚が釣れないのと同じです。なるべく多くの人の目に触れるように工夫しましょう。
最後に
フリマアプリは、最大手メルカリの独壇場です。しかし、メルカリもかつての勢いはありません!
出品してすぐに売れてしまうということは減りました。即値下げ交渉コメントが来るのは相変わらずですけど…。
出品側としては、販売手数料を取られないフリルとラクマにユーザーが流れてきてほしいです。
フリマアプリで売るコツは、ゴールデンタイムや再出品で閲覧数を増やすこと。
そうすれば、成約率が高くなります。
再出品は面倒くさいですが、モノを売る上で大切な作業なので労力を惜しまずに取り組みましょう。