
早起きは三文の徳!
日の出とともに起床し、熱めのシャワーを浴びて目を覚ます。
美味しいコーヒーを淹れてから、のんびり読書を楽しむ。
なんて優雅な朝を過ごしたいと思うのだが、理想とはほど遠い。
なぜなら、私は夜型人間なのだ。
朝のほうが集中力が高まるからクリエイティブな仕事ができるとよく聞く。
一方で、夜のほうがアイデアが浮かんで仕事に没頭できるという人もいる。
私は、夜のほうが集中力が高まり、物事に没頭できるタイプ。
でも、朝方の生活に憧れている自分もいる。
規則的な就寝と起床
決まった時間に寝て、決まった時間に起きるのが理想。
人間は光や音を意識して生活すると、自律神経が無理なく働いて、概日リズムが自然と整う仕組みになっている。
日の出とともに起きて活動をはじめ、日の入りとともに寝るのが人間本来のリズム。
だが、時代の変化に伴い、不規則な生活になり、ストレスや疲れが溜まりやすくなったといわれている。
睡眠の質に良い影響を与え、疲れを引きづらない生活を送るために、同じ時刻に寝て、同じ時刻に目覚める習慣をつけたいのだ。
朝目覚めたら日光を浴びる
目が覚めたらカーテンを全開に。そして、日光を浴びて伸びをする。
映画やドラマでよくあるワンシーン。
気持ち良さそうな感じがして憧れる。
朝、目が覚めてすぐに日光を浴びるのはとても良い習慣。
寝る前にカーテンを少し開けておき、夜明けとともに光が差してくるようにするのがいいらしい。
わずかな日光を感じて、眠りが少しずつ浅くなり目覚める環境が整う。
体が副交感神経から交感神経が優位な状態へと徐々にシフトしていくので目覚めがよくなる。
昼食後の軽く昼寝をする
昼食後の軽い昼寝は、疲れがとれたり、パフォーマンスが向上したりとメリットが多い。
昼食後から15時くらいまでに15〜30分の昼寝をするのが理想。
時間がとれないという人は5〜10分ほど目を閉じるだけでもかなり効果がある。
仕事に対するモチベーションも上がるだろう。
昼寝は静かな場所で、夜の睡眠の質が落ちないくらいの短時間がいちばん効果的。
疲労因子のFFが減り、疲労回復因子のFRが働きやすくなるので疲れがとれるのだ。
疲労の原因物質、FF(ファティーグ・ファクター)とは?
疲れの原因物質として、長らく槍玉に上げられてきたのが「乳酸」です。しかし21世紀に入ってから、真の犯人が「FF(ファティーグ・ファクター)」というタンパク質の一種であることが分かりました。 疲れにくい体を作るためには、FFをいかに抑えるかがキーとなります。
傷ついた細胞を修復する「FR」とは?
生物の体はうまくできていますので、FFが発生した際には同時に疲労を回復するための物質も生まれます。それが「FR(ファティーグ・リカバー・ファクター=疲労回復因子)」です。
座ったまま目を閉じるだけでも、視覚情報を遮断できて脳が休まる。
とにかく寝過ぎはNGだ。
夕方に軽い運動
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動には疲れを軽減する効果がある。
軽い運動で血液やリンパの流れが促進されるため。
活性酸素を発生させる激しい運動は疲れの原因になるので避けたい。
軽い運動を夕方に行なう習慣をつけると、疲れにくい体質を手に入れることができるだろう。
夕食は早めに済まる
就寝直前に、ご飯を食べ過ぎてしまうと、消化器官が活発に働き始めてしまう。
交感神経が優位になり、睡眠を妨げる原因になる。
夕食は、就寝の2時間前までには済ませたい。
また、こってりとしたメニューは避け、低脂肪で消化の良い食べ物が理想。
生活リズムを整える理想の習慣を実現することができれば、疲れやストレスから解放される。
規則正しい習慣をする上で早起きは欠かせない。
だから、少しでも早く起きたいのだ。