
私は、Web制作をやっている。
作業内容が多岐にわたるため、なかなか大変なことも多い。
でも、人間はわからないことでもやってみればなんとかなるものだ。
最初はできなくて当たり前
今となっては簡単にWebサイトを作ることができる。
当たり前だが、もともとパソコンやインターネットに詳しかったわけではない。
HTMLやCSS、WordPressなどのCMSのカスタマイズ、FFFTPの使い方など、Web関連のスキルを独学で習得した。
最初は何もわからなかったので教材を読み、作業をひとつひとつこなしていった。
数をこなしていくうちに、気づいたらできることが増えていたという感じである。
スキルを習得していく過程で、サイトのカスタマイズがうまくいかなかったり、ブログにまったくアクセスがこなかったり、コンテンツを作るアイデアが思い浮かばなかったりなど、数々の困難にぶつかった。
でも、私は途中で投げ出さず、困難を乗り越えられたからこそ、今があるのだ。
最初は何もできなくて当たり前。
何事もあきらめないで続けることが大事だと思う。
多様な知識が必要
Webサイトを制作し、運営していく中で気づいたことがある。
Web制作には多様な知識やスキルが必要だということ。
本当にたくさんの本を読んで勉強した。
学生時代に色々な分野の勉強しておけばよかったと後悔したほどだ。
Webサイトを立ち上げて、コンテンツをつくり、情報を発信しただけでは効果的に運営することはできない。
SNSを活用したり、SEO対策をして検索エンジンから集客したり、人を集めるためのコンテンツの作り方を学ばないと、たくさんの人に見てもらえない。
マーケティングスキル、ライティングスキル、デザイン、経営学、心理学など、WEB制作には総合的なスキルや知識が必要なのだ。
とにかく学ぶことが多くて大変。
副業でWebビジネスに参入しても、大半の人が稼げないうちに離れていくという理由が身にしみてわかった。
大切な問題解決能力
Web制作を続けてきた中で、何よりも必要だと感じたのが問題解決能力。
最初は、わからないことばかりなので毎日のように問題が発生した。
専門用語がたくさん出てくるし、ツールを思うように使いこなせない、膨大な時間をかけて作ったサイトが突然真っ白になるなど、次から次へと問題が起きる日々。
ストレスの耐性や対処の仕方は、この頃にかなり身につけたと思う。
人に聞くよりも、自分で調べて問題を解決するほうが向いているので、とにかくインターネットにはお世話になりっ放し。
トライアンドエラーを繰り返し、より良い解決方法を導き出し、問題を解決できた経験は自信につながる。
その過程のすべての出来事が自分の血となり肉となるのだ。
Web制作の勉強をする上で問題解決能力は欠かせない。
そんなわけで、Web制作を独学で習得してみて気づいたことを書き出してみた。
わからないことばかりで本当に苦労したけど、人間はやってみればなんとかなる。
世の中には、とりあえず勉強ばかりして何も始めない人も多い。
スキルの習得は手や頭を動かし続けることのほうが重要だと思う。
知識は後からついてくるからだ。