
食事制限をしても、ハードなトレーニングをしても、なかなか痩せられない。
そのような場合は自律神経を整える必要がある。
自律神経の働きが乱れていると、ダイエットの効果が出にくいからだ。
私自身、いくら走って汗を流しても体重がまったく変わらないという経験をしたことがある。
その原因は、不規則な生活とストレスによる自律神経の乱れだった。
ダイエットと自律神経の働きには深い関わりがある。
自律神経が乱れると太りやすい
人は自律神経が正常に働いているからこそ、体温を調節したり、血圧を維持したり、食欲をコントロールできる。
だが、自律神経の働きが乱れてくると、冷え性や手足の急激なほてり、立ちくらみ、目眩などの症状があらわれやすい。
自律神経の働きが鈍い人は、活発な人と同じものを食べたり飲んだりしても断然太りやすいのだ。
年を重ねると太りやすくなるというのは、加齢によって自律神経の働きがどんどん鈍くなっていくから。
太りやすい、痩せにくいと感じたら、まずは自律神経の乱れを疑うこと。
重要な交感神経の働き
自律神経には、交感神経と副交感神経がある。
交感神経は身体を活性化させて、エネルギーの消費を促す。
副交感神経は吸収したエネルギーを身体に蓄えるように作用する。
ダイエットをしても効果が出ない場合は、交感神経の働きが鈍くなっている可能性が高い。
交感神経の働きが鈍いと、吸収したエネルギーをうまく消費することができず太っていく。
太りやすい体質を改善するためには、交感神経を刺激する運動を取り入れるのが効果的。
交感神経を刺激する運動
交感神経を刺激する運動としては「サーキットランニング」がおすすめ。
サーキットランニングとは、ウォーキングやダッシュを通常のランニングに織り交ぜて行うトレーニング。
スピードに変化をつけることで運動の強度が非常に高まる。
①ウォーキング 1分
②ランニング 3分
③ダッシュ 1分
①〜③を繰り返し行う。何サイクル繰り返すかを決めてからトレーニングを始めること。
時間は例なので自分に合うサイクルを見つけよう。
体型維持において規則正しい生活や食生活の見直しは基本。
太りやすい体質やダイエット効果が出ないのは自律神経の乱れが原因だと思ったら、交感神経を刺激して自律神経を整えることが大切。
私も、自然の中でサーキットランニングをするようになったら、太りにくい体質になった。
自律神経の働きは重要だ。
自宅にランニングマシーンあると便利だからおすすめ。