
数年前から床屋が流行っています。
床屋の再ブームのきっかけはニューヨークバーバーブーム。クラシカルな髪型が流行り、理容室で髪を切る人が増加。
日本でも床屋ブームが加熱し、お洒落な理容室の注目度が高まりました。
そして、いまも落ち着いた雰囲気を味わえる理容室の人気は衰えていない印象です。
ところで、理容師と美容師の違いをご存知でしょうか?
似ているようで実は明確な違いがあります。
理容と美容の違いは?
理容と美容については
によって厳密に分けられています。
理美容師(りびようし)とは、共に髪型を整える職業である美容師と理容師の総称である。
いずれも髪型を整える職業であることは間違いありません!
しかし、理容師と美容師の違いはちゃんと法律で定義されています。
理容
頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(理容師法第1条の2第2項)
美容
パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること(美容師法第2条第2項)
かつては男性を対象とするのが理容師、女性を対象とするのが美容師でしたが、現在は事情がこのように少し異なります。
例えば、美容師が頭髪をカットすることは許可されています。しかし、顔そりや電気シェーバーの使用に関しては理容師の業務とされているため、美容師はできないのです。
男性にとって、顔剃りは非常に重要なサービスだと思います。美容室よりもサッパリ感や清潔感を実感できるのは理容室で間違いないでしょう。
クラシカルな髪型とは?
ニューヨークの理容室では1950年代から60年代のクラシックな髪型が流行っています。
特に、後頭部からサイドを刈り上げ、フロントを残し、サイドに流す紳士らしい髪型の「プレジデンシャル(Presidential)」がトレンドでした。
日本の若者の間でも、襟足やもみあげを長く伸ばさずに刈り込むスタイルが定番になっています。ジェントルマンヘアカットも人気がある髪型です。
ジェントルマンヘアカットとは、七三分けのこと。
七三分け(しちさんわけ)とは、人間の典型的な髪型の1つである。
左右どちら片方から7対3の割合で別けた髪型のこと。年配の男性に多い髪型だが、子供から年配者まで全ての世代にある程度いる髪型でもある。また、7:3の割合を作る時に目の上で分けるとほぼピッタリになるため、七三分けは目の上で分けるのが正しいとされる。
元サッカー選手のデビッド・ベッカム氏の髪型は長らくプレジデンシャルです。
ファッション界でも活躍していて非常に影響力がある人物の一人。
ベッカム氏も若いころはいろんな髪型を試していましたが、ここ数年は落ち着いた印象を与える髪型になっています。
最後に
大人になると髪を切ることは、単なるお洒落ではなくて身だしなみ。
だから、男性は美容室より理容室を選んでいるのだと思います。理容室で身だしなみを整えるのも悪くありません。