
以前、川越にある伊佐沼の周りを走っているときに見つけた「伊佐沼庵」に行ってきました。旧戸田家住宅という古民家を改修したうどん屋です。
⇒川越で伊佐沼ランニングを敢行。森林浴の効果でリフレッシュ。
このお店は建物の雰囲気がいい感じです。
旧戸田家住宅について
伊佐沼庵は、伊佐沼農産物直売所に隣接し、地元農家の女性が運営している食堂です。地場産の小麦粉を使用したうどんがウリです。
入口の付近に旧戸田家住宅について書かれた看板があります。
「旧戸田家住宅」のご案内
「旧戸田家住宅」は、福原地区(下松原)に江戸時代終わりから明治のはじめに建築されたと推定される民家を移築復元したもので、住宅内に置かれた民具・農具類によって住時の人々の生活の様子をうかがうことができます。
移築前の配置は、母屋の南側に広い庭を持ち、その庭の廻りに作業小屋があって、典型的な平野部の農家の配置を示しておりました。武蔵野の台地に建つ完成期の茅葺き農家住宅の典型とされています。
移築復元された茅葺き屋根をもつ「旧戸田家住宅」は、建坪38.7坪(127.77平方メートル)で、おおむね東半分が土間、西半分が居室部分となっています。
建物は整形四間取りで、土間の一角にうまやといわれた小部屋もあり、天井は吹き抜けになっています。
座敷は、8畳2間、6畳2間で建具を取り外すと大部屋となり、各種行事に使われておりました。平成5年11月
設置者 川越市
旧戸田家住宅は、江戸時代に終わりから明治時代のはじめ建設された民家を移築復元したものです。
福原地区から移築ということで、けっこうな距離があります。ちなみに、福原地区は川越初雁高校あたりです。
茅葺き住宅の典型だったそうなのですが、現在は近代的な屋根に変わっています。ちょっと残念でした。
コシが強すぎるうどん
店内も歴史を感じられる雰囲気でした。
混雑していたので店内の様子は撮影していません。座敷とテーブル席がありました。足腰が悪い人でも安心して入店できます。
近くにある「たぐち家」と比較するために、もりうどんを注文。値段は400円です。麺とつゆは、冷と温をそれぞれ選ぶことができます。
両方とも冷を選択。5分ほどで運ばれてきました。カブの漬物付きです。つゆに、ネギとほうれん草を入れるのが伊佐沼庵式らしい。
とにかく麺のコシが強い。というか、あえてアルデンテにしているのかと思ってしまうくらい硬いです。ズルズルと食べ進められません。
つゆも麺に絡まず、うどんの風味もなくて、全体的にイマイチでした。ただ、カブの漬物は美味しかった。
私は、たぐち家のうどんのほうが好みです。
⇒安くて美味しい。自家製うどん「たぐち家」【川越市・うどん】
うどんは期待はずれでしたが、建物の中を拝観できただけで満足です。今度は、かけや肉汁を食べに行きます。
ちなみに、隣の伊佐沼農産物直売所で、うどん2玉400円で買えます。伊佐沼庵の味は、自宅で安く楽しめますよ。
【伊佐沼庵】
ジャンル:うどん
最寄り駅:川越線南古谷駅から3200m
TEL:049-226-3780
住所:埼玉県川越市鴨田922-1
営業時間:11:00~14:00(売り切れ次第終了)
定休日:毎週月曜および年末年始(月曜が祝日の場合、月曜は営業、火曜が振替定休)