
朝起き上がったら膝が痛い。ちょっと重いものを持って腰を痛めた。
特に、寒い時期は筋肉が硬くなっているの体のトラブルが発生しやすいです。
ところで、みなさまは膝や腰に痛みを感じたとき自分で何か対処をしますか?

氷で患部をアイシングする人もいれば、お風呂に入って温めるという人もいるでしょう。中には、そのうち痛みは引くだろう、と放置する人もいるかと思います。
僕は完全に何もしないタイプです。負傷歴が多すぎちょっとの痛みなんて気にしてられません…。笑
だけど、痛みの対処は早いに越したことはありません。治るスピードがだいぶ変わります。
が、自分で痛みの対処を行うときに悩むのが、患部を冷やしたらいいのか、温めたらいいのか、がわからないということ。
対応次第では逆効果になることもあるので注意しないといけないのです。
まず炎症があるかを確かめる
突然、膝や腰が痛くなった場合、まず炎症があるかどうかを確かめます。それによって、患部を冷やすか、温めるかを決めます。
炎症があるかどうかは意外と身近なもので確かめることができます。
そう、タオルです。濡らして患部に当てるだけ。
冷たいタオルを当て気持ちよく感じるのであれば炎症があると判断できます。炎症がない場合は「冷たいなあ」と思うだけです。
よくわからない場合は、患部周辺の皮膚や反対側の膝などの別のところに当てて違いを感じましょう。
ひどい炎症が起きている場合は、患部がじんわりと熱を帯びているのですぐにわかると思いますよ。
炎症があるときに患部をお風呂などで温めるのは逆効果です。痛みが止まらない原因になるので注意しましょう!
患部の正しい冷やし方
僕は、患部の冷やし方で大きな失敗をしたことがあります。
内側側副靭帯を損傷して膝がソフトボールくらいパンパンに腫れてしまったときのこと。激しい痛みを伴っていたので、アイスノンを直に当ててとにかく冷やしたんですよ。
痛みと冷たさに耐えながら30分ほどでしょうか…。そしたら皮膚がカッチカチに凍っているのです。冷やし方を間違えると、僕みたいに凍傷になるで注意しましょう。
冷やす時間は一回につき10分程度。休憩を挟みながら繰り返すのが正しいやり方です。繰り返しになりますけど注意することは氷などを皮膚に直接当てないこと。そして患部以外はなるべく冷やさないこと。むしろ保温したほうがいいくらいです。
アイスバッグを使うのがおすすめです。最近は百均でも売っているみたいなのでチェックしてみてください。
炎症がないときは温める
数日間、アイシングを続けて炎症がなくなったら、今度は冷やすことをすぐにやめなければなりません!いつまでも冷やしていると、血液の循環を妨げてしまい治りが遅くなります。
また、最初から炎症がない場合は、膝や腰が冷えが原因で痛みを感じていることが多いので温めるのが効果的です。患部を温めてジワーッと汗をかいたら、冷えてしまうので汗をふいたり、着替えたりすること大切もですよ。
使い捨てカイロや湯たんぽなどを使って、長時間患部を温め続けるもやめましょう。低温火傷を起こす可能性があるからです。自宅で温めるなら入浴やシャワーをはじめ、蒸しタオルなどがおすすめ。
カイロを使う際は患部に直接当てないで、服やタオルなど布を一枚挟みましょう。
終わりに
患部を冷やすか、温めるか、は炎症があるかどうかで判断しましょう!
炎症があるときに温めるのも逆効果ですし、炎症が治まったのに冷やし続けるのも逆効果です。
冬場の急な足腰の痛みは冷えが原因になっていることが多いので、温めるのが効果的です。血行を良くして筋肉をほぐすと痛みが治まるかもしれませんよ。