
「教室の中では帽子をとりなさい!」
学生時代にこんなフレーズを聞いたことはありませんか?
先生たちは「室内では帽子を被ってはいけません!」と頭ごなしに注意していたけれど、「失礼だから」「マナーだから」「礼儀だから」と着帽がダメな明確な理由を教えてくれた人はいませんでした。
ただし、聞き捨てならなかった注意のフレーズがひとつありまして。
「帽子を被るとハゲる!」
これって本当ですかね?僕は迷信や都市伝説だと思っています。
アメリカでは「帽子で食事」はもはやマナー違反ではない – エキサイトニュース
それでも僕はハゲてない
帽子を被っていると頭が蒸れてハゲるとよく聞きます。
確かに、帽子を被ると蒸れる!僕は普段からキャップやニット帽を被って出かけることが多いのでわかります。気づけば帽子を被ったまま半日を過ごすなんてことも…。
髪型を気にするのが面倒で大学生の頃から僕にとって帽子は欠かせないファッションアイテムです。
なので、友人たちからも「ずっと帽子被ってるけどハゲないよね」と言われます。今のところ僕は薄毛に悩まされておりません!
だから、「帽子を被るとハゲる説」は室内で帽子を取らせるため迷信だと僕は思っています!
頭皮の蒸れは薄毛の原因になる?
帽子で頭が蒸れてハゲる説を検証するために薄毛を隠すカツラはどうなのか?を調べてみました。
なんと!
カツラを被ると薄毛は進行するとのこと。原因は頭皮が蒸れるからという教科書通りの答えです。
蒸れるということは湿気が多い状態。すなわち、湿気が多いということは頭を長時間、水に浸しているのと同じこと。
頭皮は水を吸収してふやけます。すると雑菌が繁殖し、頭皮も髪の毛も不衛生な状態になるのです。
また、カツラをとった瞬間に、ふやけた頭皮は乾燥した外気にさらされ、頭皮の表面だけが先に乾燥して内側は湿ったままの状態になります。
どういうことかというと、急激に乾燥した表面の頭皮は縮むけれど、湿った内側の頭皮は縮まないわけで頭皮の細胞がすべて外側へそってしまうことに。
そのできた隙間から内側の水分がどんどん蒸発して、今度は頭皮が乾燥するという悪循環に陥るのです。
頭皮が乾燥すると新陳代謝が低下し、毛母細胞が新しく作られにくい状態になります。
これがカツラを被ると薄毛が進行してしまう原因です。
最後に
要するに、頭が蒸れるカツラが薄毛が進む原因になるのなら帽子を被ると頭が蒸れてハゲるという説は本当です!
雑菌の繁殖や頭皮の乾燥は薄毛以外のトラブルの原因にもなるので要注意。
それにしても「帽子を被るとハゲる」は都市伝説でも迷信でもなかったのね…。
帽子愛好家のみなさま、室内くらいはとったほうがよさそうですよー。
今は大丈夫でも明日は我が身。