
女性の三大悩みをご存知でしょうか?
今回はそのひとつである貧血について。成人女性の約30%が貧血に悩まされているとのこと。
貧血の原因はやはり鉄分不足!
貧血は鉄分が不足してヘモグロビンの合成が悪くなることで症状が現れます。
鉄分が豊富に含まれている食べ物
などが鉄分が多く含まれている食べ物です。これらの食品をバランスよく摂って貧血対策をしましょう!
しかし、鉄分は吸収率が悪い栄養素です。
鉄分の吸収率が良くなるタンパク質やビタミンCを一緒に摂るのがおすすめ!
貧血で現れる症状は?
などが貧血になると主に現れる症状です。
体の細胞は酸素がないと働くことができません!
なので、酸素が不足すると、酸素を補おうとして動悸がしたり、息切れしたりするのです。めまいや立ちくらみ、頭痛などの原因は脳の酸素不足。
この酸素を全身に運ぶ働きをしているのが鉄分!
したがって、鉄分不足は貧血の大きな原因になるわけです。
食事で貧血を予防する
現代人は食事のバランスが偏りがち…。また、ダイエットに励む人も多いです。
しかし、間違ったダイエットは食事のバランスを崩し、鉄分が不足する原因になります。
鉄分不足による貧血は一般的に鉄欠乏性貧血と呼ばれるもの。
ダイエットをしてから貧血に悩まされているのなら鉄分欠乏性貧血の可能性が高いです。
貧血予防の基本はとにかく食事に気を配ること。鉄分、タンパク質、ビタミンCをしっかり摂りましょう!
ゆっくり噛んで食べたり、食べ過ぎに注意することも大事!
よく噛んで食べると、胃酸が分泌されるので食べ物の消化がよくなるので栄養の吸収率が高まります。食べ過ぎは胃腸に負担がかかり、消化や吸収する能力が低下するため要注意。
貧血が男性より女性に多い理由
鉄分は体内に一番多くある金属元素で、さらに機能鉄(約60%)と貯蓄鉄(約40%)に分けられます。
機能鉄は赤血球のヘモグロビンにヘム鉄として取り込まれるもの。ヘム鉄が全身に酸素を運んでくれる役割を担っています。
また、腸内にはフェリチンという貯蓄鉄があります。これが鉄分の吸収を調整しているため、必要以上に吸収されることがないのです。
鉄分は体内で再利用することができるため、排泄される量が実はとても少ない。
しかし、女性は生理で出血するため、男性と比べると鉄分の排泄量が多くなります。
これが貧血が男性より女性に多い理由です。
鉄分の1日の摂取基準量は?
繰り返しになりますが、鉄分は吸収率が悪い栄養素です。吸収率を良くするタンパク質やビタミンCも合わせて摂りましょう!
最後に
体型を気にしてダイエットに取り組む女性は多いです。しかし、食事が偏ると栄養バランスや体内のバランスを崩しまうので気をつけてください。
貧血の症状が現れた場合は、ダイエットのやり方を見直しましょう。
貧血は食事を改善するだけで簡単に予防や対策ができるもの。
鉄分が多く含まれているレバーや赤身肉、大豆を食べること。緑黄色野菜には鉄分だけでなく、吸収率がアップするビタミンCも含まれているのでおすすめです。
ただし、鉄分を過剰に摂取すると肝臓に障害が発生することも…。この点だけは注意が必要です。