
暑くてジメジメとしている時期は食中毒に気をつけましょう!
食中毒には、夏場に発生しやすい細菌性食中毒と冬場に発生しやすいウイルス性食中毒などがあります。
いずれにしても、発熱や腹痛、吐き気、下痢などのつらい症状に悩まされることになるでしょう。
そこで、食中毒を防ぐうえで最も重要なポイントを紹介します。
食中毒予防の基本はやっぱり手洗い!
何事も基本をおろそかにしてはいけません!
食中毒やノロウイルスなどの感染症を予防する基本はやっぱり手洗いです。
手は細菌やウイルスなどの病原体がいちばん付着しやすい部分であり、いちばんうつしやすい部分でもあります。だから、なるべく清潔にしておけなければなりません!
ですが、手洗いが大事だと頭ではわかっていても、ついついおろそかにしてしまいがち…。石鹸をちょんとつけ、手のひらをササッとこすり、ザッと水で洗い流して、おしまいという人が多いです。
余談ですが、トイレの後に手を洗わないおじさんはめちゃくちゃ多いですからね!だから、電車のつり革などは極力触らないようにしています。
さて、ちゃちゃっと手を水で濡らしただけでは、当然、ウイルスや細菌を落とすことはできません!
面倒くさいかもしれませんが、食中毒やノロウイルスを予防するためには、しっかり手洗いをする必要があるのです。
細菌やウイルスをしっかり落とす手洗い方法
食中毒や感染症を予防する手洗いは
を心がけてください。
流行している時期は、特に時間をかけて丁寧に洗いましょう!
具体的なポイントは?
- 石鹸をしっかり泡立たせる
- 手のひらをこすり合わせて洗う
- 両手の指と指の間、指先と爪のまわりもよく洗う
- 手の甲や親指のまわりも忘れずに
- 手首までしっかり洗う
- 最後に水で泡をよく洗い流す
手のひらを洗うときと同じように甲や指もしっかり洗うこと。そして、泡の洗い残しがないように注意しましょう。
最後に、手を洗った後は清潔な布やペーパータオルで水気を拭き取ること。ココも重要なポイントです!
手をしっかり乾かさないと、雑菌が繁殖してしまいます。せっかく手を洗っても意味がなくなってしまうことになりかねません…。
また、不特定多数の人が使い回しをするタオルも不衛生なのでなるべく避けるのが無難。
調理をする前はより入念に手洗いをし、細菌やノロウイルスをしっかり洗い流して、食中毒を予防しましょう!
石鹸は固形よりもポンプ式がおすすめな理由
やはり水だけで手を洗うよりも石鹸を使ったほうが汚れや病原体は落ちやすい。そして、石鹸は固形よりもポンプ式がおすすめです。
なぜか?
固形石鹸には、前に使った人の汚れや病原体がくっついて残っていることがあるからです。
一人暮らしの場合は固形石鹸でも問題ありません!
しかし、シェアハウスや寮、ホテルなど、たくさんの人が同じ石鹸を使う場所ではポンプ式を置いといてほしいところ。固形だった場合は使わない手もあり。
時間をかけてしっかり洗えば、水だけでも十分に効果があります。手が荒れやすい人も無理して石鹸を使って洗う必要はありませんよ。
ノロウイルスにアルコールは効果なし?
外から帰ってきたら必ず手を洗う、食事の前やトイレの後に手を洗う、という当たり前の習慣が食中毒や感染症を予防します。
ペットと遊んだ後に手を洗うことも大切。おにぎりやサンドイッチ、ポテトチップスなどは、手を洗ってから食べるように。
手軽な除菌シートやすぐに乾くアルコールで手を清潔にする方法もあります。が、生命力が強いノロウイルスには効果がないので要注意!
ノロウイルスを予防するには、面倒くさがらずに石鹸でしっかりと手を洗わなくてはなりません!
ノロウイルスというのは、それくらい厄介なヤツなのです。
参照:【医師が監修】アルコール消毒と手洗い、どちらが効果的?(ヘルスケア大学)
最後に
食中毒やノロウイルス予防の基本は手洗いです。
時代が変わり、さまざまなテクノロジーが進歩しましたが、これは未だに変わっていません!
ノロウイルスが即効で治る薬が早くできるといいんでけどね…。
当たり前のことですが、なるべく石鹸を使って、時間をかけて丁寧に手を洗うこと。それだけでウイルスや細菌は、ほとんど洗い流せます。
大事なことなので改めて書きました!そんな感じです。