
インフルエンザやノロウイルスによる感染性胃腸炎が全国的に流行しています。
現在は、ノロウイルスの猛威のほうが話題になっておりますが、インフルエンザがピークを迎えるのは1月下旬から2月にかけて。
なので、まだまだ気が抜けません!
インフルエンザの症状は?
インフルエンザは、乾燥する時期に流行する感染症。鼻や気管から侵入したウイルスは、1〜2日ほどの潜伏期間を経て増殖します。
ウイルスの数が数千個から1億個に達すると
などの症状が現れます。
重症化すると数日間起き上がれなくなることも珍しくないです。
インフルエンザは、タミフルやリレンザなどの薬を服用すれば症状を抑えることができますが、完全に治す特効薬はありません!
オセルタミビル (oseltamivir) はインフルエンザ治療薬である。オセルタミビルリン酸塩として、スイスのロシュ社により商品名タミフル®(tamiflu) で販売されている。日本ではロシュグループ傘下の中外製薬が製造輸入販売元である。A型、B型のインフルエンザウイルスに作用する(B型には効きにくい傾向がある)。C型インフルエンザには効果がない。
ザナミビル (Zanamivir) は、世界で最初に開発されたインフルエンザ治療薬。ザナミビル水和物としてグラクソ・スミスクライン社により商品名「リレンザ®」が販売されている。A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスに効果を示すが、C型インフルエンザウイルスには無効である。
余談ですが、タミフルもリレンザもC型インフルエンザに効果がないです。
インフルエンザにかかると、最低でも数日間は動けなくなってしまうでしょう。ゆえに、毎年、たくさんの人が予防接種を受けるのです。
インフルエンザ予防接種の料金の相場は?
インフルエンザ予防接種の料金の相場をご存知でしょうか?
インフルエンザの予防接種は、任意接種なので自由診療です。そのため、病院によって料金に差があります。
予防接種の料金の相場は、1回目が3,500円〜4,000円で、2回目が3,000円です。
インフルエンザの予防接種はシーズンに2回受けるのが一般的となっています。そうなると、6,500円〜7,000円の負担になるのでけっこう大きい。
私が子供の頃は、子供は大人の料金の半額で受けられたのですが、どうやら事情が変わったみたいです。
家族同時割制度や早割制度があったりするので、料金形態は病院や診療所によって異なります。
普段から通っている病院で接種するのではなく、少しでも安いところを見つけて行くのも選択肢のひとつかもしれません。
参照:こんなに差があるの!?インフルエンザ予防接種の料金まとめ【埼玉県さいたま市(大宮・浦和・与野)編】 – NAVER まとめ
予防接種の効果は微妙?
当たり前ですが、すべての人に対して効果があるワクチンは存在しません。なので、予防接種を受けたら絶対にインフルエンザに感染しないという確証はありません!
実際、インフルエンザワクチンの流通量が増えてからといって、感染者の数が減ったわけではないのです。
参照:インフルエンザ過去10年間との比較グラフ – 国立感染症研究所
結局、予防接種をしても、インフルエンザにかかる人はかかります。でも、予防接種には重症化を防ぐ効果があります。
だから、免疫力が十分に備わっていない子供や免疫力が低下している高齢者は予防接種を受けたほうがいいでしょう。
最後に
インフルエンザの予防接種は、自由診療なので料金に差があります。
相場は3,500円〜4,000円です。2回目は、1回目よりも安くなる傾向があります。
予防接種を受けても完全にインフルエンザを防げるわけではありません。しかし、重症化を防ぐことはできます。
あとは、外出時のマスク着用やこまめな手洗いがやっぱり感染予防の基本でしょう。