
ワインに豊富に含まれている成分「ポリフェノール」がものすごくい体に良いという噂をよく耳にします。
「ガン予防」や「肌荒れを防ぐ」などの効果があると私は聞いたことがあります。
実際、ポリフェノールの抗酸化作用や抗菌作用には、体臭を防いだり、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ効果があるとのこと。
今回は、優れたポリフェノールの効果について調べてみました。
ポリフェノールってどんな物質?
ポリフェノールは、植物が光合成をする際にできる物質です。
ほとんどの植物に含まれているのですが、ブドウの皮の色の濃い部分やお茶の葉、紫外線を浴びて育つ果物などに多く含まれています。
本来、ポリフェノールは太陽の紫外線や酸素などにさらされる屋外で、葉・種子・果実が酸化しないように守っている成分。
人間の老化も体の酸化が原因とのこと。つまり、抗酸化作用のあるポリフェノールを摂取することで、体内の酸化を防ぐことができるというわけです。
ポリフェノールが動脈硬化を防ぐ根拠は?
赤ワインをたくさん消費するフランスやベルギー、スイスでは、心臓病による死亡率が低いです。
チーズやバター、肉類を大量に摂取しているのに心臓病が少ないのは、ポリフェノールの効果だともいわれています。
ポリフェノールの抗酸化作用が動脈硬化や脳梗塞を防ぐという科学的根拠もあるので非常に信憑性の高いでしょう。
参照:赤ワインに含まれるポリフェノール効果、科学的にも証明される。 – VinoVinoVino.com News
しかし、現在、世界で最もワインを消費しているアメリカの死因で最も多いのが心臓病というのも事実!
あまりにも高カロリーな食事を続けていると、ポリフェノールの抗酸化作用も期待できないのかもしれません。
フランス国立がんセンターが「赤ワインを常飲するとがんの罹患率が168%増になる」。赤ワインの常飲は、咽頭がん、食道がん、乳がんなどの罹患率も、飛躍的に高めるという。
また、ガンのリスクが高まるという発表もあるので、ワインを飲んでたくさんポリフェノールを摂取していれば、寿命が長くなるというわけではなさそうです。
ポリフェノールの体臭を防ぐ効果
ポリフェノールには、悪臭の原因を包み込む効果があります。皮脂が酸化していくのを防ぎながら、臭いの原因物質を取り除くという素晴らしい働きです。
数あるポリフェノールの中でも
は体臭を防ぐのに定評があります。
特に、烏龍茶ポリフェノールは加齢臭の元になるノネナールを包み込み、無力化させる効果が非常に高いとのこと。
また、体臭対策として優秀なメマツヨイグサの種子にもポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールが配合されている石鹸なども販売されています。
最後に
ポリフェノールの抗酸化作用が動脈硬化などの生活習慣病を防いでくれます。
ポリフェノールの摂取の1日の摂取量は1000mg~1500mgが目安。
体臭対策にもつながります。人間が分泌する皮脂が酸化するのを強力に食い止めてくれるので、臭いの原因を取り除いてくれます。通常では消しにくい加齢臭もポリフェノールが抑えてくれます。
体臭の変化を感じている人は、ポリフェノールの摂取を心がけましょう!何事も試してみるのがいちばんです。