
いくら食事に気を配っても、いくら適度な運動をしても、まったくダイエット効果を得られない人がいます。
そのような場合は、自律神経に原因があると疑ってみましょう!
たいていの肥満者は、自律神経の働きが鈍くなっているといわれています。適切なダイエット効果を得たいのなら、まず自律神経の働きを改善する必要があるのです。
体をコントロールしている自律神経
肥満と自律神経の関係について説明していきます。
肥満に大きな影響を与えるのは自律神経の働きです。
などをコントロールできるのはすべて自律神経が正常に働いている証拠。
そして、自律神経には
の2つに分けられます。
交感神経は、体の活動を活発にしてエネルギーの消費を促します。
副交感神経は、栄養を吸収して体に蓄えるよう働きかけます。
肥満者は交感神経の働きが低下している
肥満者の多くは、交感神経の働きが低下しているとのこと。
つまり、交感神経の働きが鈍い人は、吸収した栄養をエネルギーとして消費しきれません!
そのため、自律神経の活動が鈍い人は、自律神経の活動が活発な人と同じものを食べたり飲んだりしても、エネルギーの消費を促す交感神経がうまく働いていないので太りやすいのです。
自律神経が鈍い人の特徴は?
自律神経の活動が鈍い人は
という特徴があります。思い当たる症状がある人は、自律神経が乱れている可能性が高いです。
自律神経の活動が乱れている状態で、いくら努力をしてダイエットに励んでも期待しているほど効果は出ないでしょう。
根本的な原因である自律神経の活動を改善しなければ意味がありません!
など、食事や運動に気をかけていても、肥満は一向に改善されないと思います。
ストレスの解消や睡眠の質の向上の優先順位を高めたほうが結果としてダイエットにもつながるでしょう。
最後に
年齢を重ねるごとに太りやすくなるのはある程度仕方がありません!
なぜなら、加齢によって自律神経の働きは次第に鈍くなっていくものだからです。
でも、自律神経を働きを活性化させる方法はいっぱいあります。入浴、水分補給、深い眠り、マッサージ、ストレッチなど。
肥満と自律神経の関係は深いです。その関係を理解することがダイエットにも健康にもつながっていきます。