
首には、神経や血管がたくさん通っているので、ここが緊張していたりすると体調が悪くなります。
パソコンやスマホを使わざるを得ない現代では、首の問題は避けては通れない問題です。
自律神経失調症が増えているのも、首に問題を抱える人が増えたからともいわれています。
【参考記事】しっかり治さないと怖い!軽いむち打ちが原因で現れる自律神経失調症状。
首を冷やしてはいけない
だから、首を冷やしてはいけません!
冷えると血行が悪くなるので首に筋肉が硬くなり、痛みやこりの原因になります。
冬に気をつけなければいけないのはもちろんのこと、夏場も冷房がきいたところにいれば、すぐに首が冷えてしまうので注意が必要です。
できることなら、首は常に温かい状態にしておきたい。
でも、仕事中はさすがに難しいと思いますので、せめて家にいるときくらいは首を温める努力をしたいところ。
そうすれば、体の不調は改善していくでしょう。
ドライヤーで首を温める
ドライヤーの温風で首の後ろを当てると、とても心地がよく、首をじんわりと温めることができます。
寒い日や寒い日や首が冷えている日、体調が優れない日などにドライヤーを少し離して温風をしばらく首に当ててみてください。
首が温まってくると、心も体もふんわりとリラックスしてきます。不思議と体調が良くなった気がするのです。
イライラした時や心を落ち着かせたいときにも、ドライヤーで首を温めるのはおすすめ。気持ちがよくてクセになります。
ただし、火傷には十分に注意してください。
髪を乾かさないのは冷えの原因になる
入浴後は、髪をドライヤーでよく乾かすこと。
髪を濡れたまま放置してくと、髪がすぐに冷えてしまいます。それが頭や首元を冷やす原因になるのです。
特に、後ろ髪は念入りに乾かしたほうがいいです。また、汗もタオルですぐに拭いたほうが首を冷やしません。
首の健康をキープするために、ドライヤーで髪を乾かす習慣をつけたほうがいいでしょう。
ホットタオルで首を温める
首を温める方法としてはホットタオルも便利です。
ホットタオルの準備は簡単!
- 小さめのタオルやおしぼりを水で濡らして軽く絞る
- 絞ったタオルをラップで包むかジップロックに入れる
- 電子レンジで1〜2分ほど温める
- 熱々になったタオルをさらに乾いたタオルで巻く
乾いたタオルをさらに巻くのは火傷防止のためです。
それを首の後ろに当て、しばらく温めましょう。端と端を結べば、両手がふさがることもありません。
タオルが冷めてきたら、電子レンジで温め直して簡単に継続できます。
ホットタオルで血行が良くなり、首だけでなく全身がポカポカして気持ちがよくなってくるでしょう。
冷え性や肩こりで悩んでいる人や風邪を引いた際にもホットタオルは非常に有効です。
ホットタオルで首を継続して温めていれば、軽い首や肩のこりくらいなら治ることもあります。
首を温めると風邪を引かない
首を温めていると、自律神経が正常に働くため、風邪も引かなくなります。
精神に問題を抱えている人が疲れやすかったり、風邪を引きやすかったりするのは自律神経の乱れのせいです。
首を温めるということは、神経や血管が集まっている首の筋肉が正常に働くために欠かせません。
ドライヤーやホットタオルで首をポカポカに温めると、体質の改善にもなるのでおすすめの健康法です。
【関連記事】原因不明の体調不良は首のこりによる自律神経の圧迫だった。
最後に
首を冷やすと体調が悪くなるのは、自律神経が正常に働かなくなるからです。
逆に、首をポカポカに温めていれば、風邪も引かない健康体になれるかもしれません!
私は、単純にドライヤーで首を温めるのが気持ちいいので、出かける前や寝る前の習慣にしています。