ランニングはフォームが大事です。
正しいフォームで走るのと、誤ったフォームで走るのでは大きな違いがあります。
正しいフォームで走ると疲れにくいです。それに効率良く筋肉を鍛えることができます。また、誤ったフォームでのランニングはケガにつながります。
正しいランニングフォームを覚えると、楽に走れるようになってくるので走行距離や時間が延びていき、より高いトレーニング効果を得られます。
だから、フォームは大事なんですよ。
誤ったランニングフォームとは?
まずは誤ったランニングフォームを学びましょう。
・猫背
・肩や腕に力が入っている
・腰が引けている
・太ももが上がっていない
・すり足になっている
猫背は見てくれが悪いです。人に暗そうな印象を与えてしまいます。
腰が引けているのも見てくれが悪いです。なんだか気持ち悪い人だなあ、という印象を与えてしまいます。
肩や腕に力が入っていると疲れます。なにも緊張する必要はありません。
太ももが上がっていない=すり足になっている、と考えていいです。ただし、ももの上げすぎも間違いなので気をつけましょう。
史上最高のサッカープレイヤーと称されているリオネル・メッシ。でも、この写真のランニングフォームはいただけません。もう少しあごを引いて、骨盤を立てたほうがいいですよ。
理想のランニングフォーム
誤ったフォームはわかったと思うので、正しいフォームについて説明していきます。
・視線は足元ではなく前方に向ける
・肩の力を抜いてリラックス
・肩甲骨を寄せて腕をしっかり振る
・腰は高く保つ
・足が着地した瞬間に下腹に力を入れる
視線は常に10〜20メートル先に向けるといいです。気持ちもポジティブになります。
肩の力を抜いてリラックスしつつも肩甲骨は軽く寄せましょう。腕をしっかり振ることで足の運びがスムーズになります。
また、骨盤を立てるようにすることで腹圧を高めることができます。足の着地を意識すると力強い走りを実現できます。
誤ったフォームにならないように気をつけるだけで、自然と正しいフォームに近づいていくと思いますよ。
終わりに
身体が正しいランニングフォームを覚えると、どんどん楽に走れるようになっていきます。
これからランニングを始めようと考えている人は、まずウォーキングから。いきなり無理をするとケガをします。運動に慣れてきたらランニングに移行するといいですよ。
そして、徐々に身体が有酸素運動に適応してきます。そうすると脂肪も燃えやすくなるのでダイエット効果も期待できます。
トレーニング効果を高めたり、ケガを防止するためにも正しいランニングフォームをしっかり意識しましょう。