
僕は神経質なので賞味期限や消費期限にちょっとだけ敏感です。最近は、シャンプーの消費期限のことが気になりました。
夏場のクールシャンプーって爽快で気持ちいいじゃないですか?
今年の夏も「よし!さっぱりしたい時はクールシャンプーだ!」と思ったのです。それで、お風呂場のラックを見たら昨夏に使っていたものを発見。
その時に、これってまだ使えるの?シャンプーって腐るの?シャンプーに消費期限なんてあったっけ?なんて思ったわけですよ。
シャンプーに防腐剤が含まれてるの知ってた?
そもそもお風呂場のような高温多湿の環境にモノを置いたら、すぐに腐っても不思議ではありませんよね?
お風呂場に食べ物なんて置いてたらすぐに腐りますよ。でも、シャンプーは高温多湿のお風呂場に置いても腐りません。よくよく考えるとすごいことですよね。
では、どうしてシャンプーは腐らないのでしょうか?
シャンプーには「パラベン」などの強力な防腐剤が含まれている。だから、高温多湿の環境にも耐えられるのです。もちろん、リンスやトリートメントにも防腐剤は含まれています。
ほら、見てください!緑色のボトルが特徴的な薬用シャンプーの裏面に「パラベン」という文字があります。こいつのおかげでシャンプーやリンスは腐らないのです。開封してから数年経過しても、カビや雑菌が繁殖したり、腐ったりすることはありません。
逆にいえば、それぐらい強力な防腐剤が含まれているということなのです。
そんなものを毎日頭につけても大丈夫なんですかね?
【参考記事】若者の薄毛の原因は界面活性剤?シャンプーのしすぎはよくないという噂。
頭皮の常在菌を殺す?
シャンプーの防腐剤による悪影響は当然あります、防腐剤は頭皮の常在菌を弱らせたり、殺したりしてしまうのです。
常在菌は、病原菌から守り、頭皮を健康に清潔に保つ重要な役割を果たしています。
頭皮にいる常在菌は皮脂や汗を食べて酸性の物質を代謝します。そのおかげで、頭皮は弱酸性に保たれているのです。
しかし、シャンプーの防腐剤によって、頭皮の常在菌が極端に減ってしまうと、本来ならめったに感染することのないマラセチアなどのカビや雑菌がつくようになります。
マラセチアは脂漏性皮膚炎の原因菌。脂漏性皮膚炎になると、患部の毛穴や皮膚に傷がつき、それが髪の成長の妨げになる可能性があります。
シャンプーは水で薄めたらダメ?
とうわけで、シャンプーが腐らない理由は強力な防腐剤が含まれているからです。でも、使い方によっては腐ることもあります。
よくシャンプーの量が少なくなると、ボトルに水を入れて薄めて使うじゃないですか?
あれをやってしまうと、防腐剤の効果が薄まってシャンプーが腐ってしまうんですよ。数日後にはボトルの中が雑菌まみれに。
水で薄めてから数日経過したシャンプーは感染症の原因になるのでやめましょう!
シャンプーをうかつに薄めて使うと危険だった – NAVER まとめ
終わりに
シャンプーが腐らないのは強力な防腐剤が含まれているからです。だから、数年前のものでも普通に使えます。
心理的にあまり使いたくはないですけどね。
シャンプーを水で薄めて使うのはやめましょう。よくやりがちですけどね。詰め替えの時もなるべくボトルに水が入らないように気をつけてくださいね。
腐ってしまうので!