
4月14日以降に発生した熊本県を震源とする度重なる地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私としましては、普段通りに生活をし、今の自分にできる精一杯のことをやっていこうと思っております。
さて、情報発信は自分にできることのひとつ。
不安になったり、落ち込んだり、イライラしたり、心が落ちつかない日々が続いているでしょう。
そんな心を落ちつかすのに有効なのが瞑想です。
瞑想は内向と拡張
瞑想をするために、必ずしもあぐらを組んで座ったり、両目を閉じたり、お香の煙に包まれたりする必要はありません!
実際、瞑想の方法は色々あるので、自分の環境にあった方法を選べばいいのです。
状況に応じて適した瞑想方法は異なるのですが、基本的には「内向」と「拡張」の2タイプがあります。
外の世界を遮断する内向型

内向型は伝統的なヨガの瞑想方法です。
内向型は実践者が言葉やマントラ、音、イメージ、あるいは自分の呼吸などに意識を集中させることで外の世界を遮断する方法。
世界に存在しているあらゆる物事から注意をそらし、意識を自分の内側にむけて心の働きを見つめることによって心を鎮めます。
この内向型瞑想法を習得すると、いつでも短時間で集中的に自分を調整できるようになります。心身の緊張ほぐすのにも有効な方法です。
自分を客観的に捉える拡張型

拡張型は禅師が行う瞑想方法です。
拡張型はまず周りで起こる出来事に注意を払い続けます。そうすることで自分を客観的な視点で見ることができ、周りのことに気づくと同時にそこから離れることも可能な方法。
自分がやっていることに完全に没頭すると、周りの世界も感知できるようになります。これが強力な精神の解放、無意識という禅の行。
拡張は内向よりも難しい方法ですが、身に付けることができれば最終的に瞑想実践の中で最も大きな自由を得ることができるでしょう。
最後に
このように瞑想には、内向と拡張の2タイプあるのですが、まったくもって異なる考え方です。
簡単で手頃にできる方法は、音楽や自分の呼吸などに意識を集中させる内向型。慣れたら椅子に座り、そっと目を閉じるだけで心を鎮めることができるようになります。
1日に瞑想の時間を数分設けるだけでも効果あり!心を落ちつかせたいときは瞑想がおすすめです。