
瞑想とは、他人や世間の価値観から自分を切り離し、本来のありのまま自分を見つめ直すための方法のひとつ。
そんな瞑想にもいろいろな方法があります。なので、どの方法を選び、誰のアドバイスを聞くか、などは個人の自由。
しかし、呼吸の仕方などの基本は同じです。瞑想において呼吸は非常に重要なもの。
呼吸のコントロールは瞑想状態への最も簡単な入口。呼吸に意識を集中させると、意識が自分の内側に向くので外の世界をシャットアウトできます。
呼吸の基本さえ身につけば、そのうち意識しなくても、自然に瞑想できるようになるのです。
瞑想中は常に呼吸を意識すること

瞑想中の呼吸法には、覚えておかなくてはならない簡単なルールがいくつかあります。
当たり前のことですが、呼吸をすることを忘れてはいけません!何かに集中すると無意識で息を止めてしまう人がいるので要注意。
自分の呼吸をよく観察して、どんなふうに呼吸しているが見極めましょう。そして、息を吸うということは体内に新しいエネルギーを取り込むということ。
瞑想を始めるときには、肺の中の空気をすべて入れ替えることを意識して行います。
瞑想の前に腹式呼吸で空気を入れ替える
瞑想の前に腹式呼吸を行うといいでしょう。
腹式呼吸で空気を直接お腹に入れます。そして、肺を新鮮な空気で満たすこと。
- 鼻で吸った空気を腹の底まで行き渡らせます。お腹がrちゃんと膨らむくらいが目安。
- 息を吐いて、今度はお腹を凹ませます。これを何回か繰り返しましょう。
- 次は胸部を膨らませることを意識して空気を吸い込みます。そしたら、同じように息を吐いて、今度は胸部を凹ませます。また、これを何回か繰り返しましょう。
腹式呼吸はこんな感じ。これで瞑想の準備は完了!
瞑想中の呼吸は鼻でする

瞑想中の呼吸は基本的に鼻でします。
リラックスした状態でゆったりとした一定のペースを保ちましょう。
肩で呼吸をしないように。リラックスできていない証拠です。瞑想が深くなると静かになり、やがてリズミカルに変わっていきます。
練習していくと呼吸がだんだん軽くなっていきます。胸が上下に微かに動く程度になったら、マスターできたと考えてもいいでしょう。
最後に
瞑想の呼吸法はリラックス効果があります。スポーツの前や寝る前などでも高い効果を発揮するでしょう。
瞑想において呼吸は本当に大事なんですよ。