
花粉症シーズンになると、ひどい頭のかゆみに悩まされます。
掻かないように気をつけていても寝ている間にガリガリやってしまっているようで、頭皮が炎症を起こしてヒリヒリしている今日この頃。頭皮を修復する過程で、フケが発生するなどトラブルが多いです。
これが原因で花粉症シーズンに抜け毛が増えたと感じる人が多いんだとか…。私もそのひとりです。
完全にヘアサイクルが乱れてしまっています。
髪の毛は年間でどのくらい伸びるのか?
最近、抜け毛が増えたかも…。
そう感じたら、それはヘアサイクルが乱れが原因です。
これらを知っていれば、ヘアサイクルの乱れにすぐ気づくことができるでしょう。
まず、髪の毛は、1日で0.2mm~0.4mmくらい成長しています!
個人差はありますが、年間で12cm前後伸びるとのこと。体調やストレスの有無によって伸びる速度に違いが出るらしいです。
また、髪の毛には寿命があって、伸びる→抜ける→生えるというサイクルを3~6年周期で繰り返しています。
髪の毛は1日でどのくらい抜けるのか?
健康な髪の毛でも成長期が終わると、自然に抜け落ちて新しい髪の毛に生え変わります。髪の毛は2~5年で成長が止まり、だいたい6年経つと抜け落ちるので一定以上伸びないのです。
そのため、髪の毛はいくら伸ばし続けても60cm以上はなかなか成長しないという定説があるのだとか…。
確かに、腰より下まで髪の毛を伸ばしている人をあまり見たことがありません。
一度だけ髪の毛が地べたにつくほど長い少女をテレビで見たことがありますが、きっとその子は特殊だったのでしょう。
さて、ヘアサイクルが正常な場合、9割の毛髪が成長期なので退行期の髪が抜けても薄毛になることはありません!
健康的な人でも1日だいたい50~100本ほど抜け落ちます!
この範囲内であれば、すぐに入れ替わるように新しい髪の毛が生えてくるので薄毛になる心配は無用。
ただし、これにも個人差があり、1日で数十本しか抜けない人もいれば、数百本以上抜けてしまう人もいます。
ヘアサイクルの乱れにより、抜け毛が増えすぎてしまうと薄毛になる恐れがあります。
ヘアサイクルの乱れの原因は?
髪の毛は、成長し始めの初期段階では柔らかい軟毛で、徐々に硬い髪に育っていきます。
ところが、ヘアサイクルの成長期に異常があると、髪の毛の生成する毛包の成長が不十分になってしまい、硬い髪の毛に成長する前に成長が止まり、早い段階で抜け落ちてしまうのです。
これを「休止期脱毛」と呼び、AGAの原因になります。
成長期の髪の毛が抜け落ちていくのを「成長期脱毛」と呼び、これに当てはまるのが円形脱毛症。
基本的に薄毛の症状は、ヘアサイクルの乱れによって生じます。
ヘアサイクルの乱れの主な原因は
ざっくり言ってしまえば、こんな感じです。
男性ホルモンと遺伝は仕方がありません。しかし、不規則な生活、ストレス、喫煙は自分で防げます。
ストレスや喫煙で血流が悪くなると、頭皮に酸素や栄養素が行き渡らなくなるので、髪の毛の成長に影響が及びます。
そして、不規則な生活は、血流の悪化の原因と共通する部分が多いので気をつけましょう!
最後に
髪の毛が伸びる速度や抜ける量は、ヘアサイクルと密接に関係しています。
髪の毛は平均で年間12cmほど伸び、抜け毛は1日50〜100本が当たり前、と覚えておいてください!
ヘアサイクルが乱れると、髪の毛の成長や抜け毛の本数にも影響が出るので、生活習慣に気を配ることが大切です。