
お金を大きく増やすことができる資産運用方法は「株式投資」です。
株式投資で収益を出す方法をシンプルに考えてみましょう!
株式で収益を出す方法は
です。
株の値段は日々変動しています。例えば、1万円で買った株を2万円で売れば、その差額の1万円が儲けになります。この儲けを「キャピタルゲイン」といいます。
キャピタル・ゲイン(capital gain)とは債券や株式、不動産など資産価値の上昇による利益のことを言う。購入価格(から購入経費を差し引いた額)と売却価格(から売却経費を差し引いた額)の差による収益(ただし一般事業の仕入れと販売のような流動性・反復性の高い物は含まない)で、資本利得、資産益と訳せる。価格が下がって損をすることもあるが、この場合はキャピタル・ロス(capital loss)と呼ぶ。
配当とは、会社の儲けの一部を株主に分配すること。会社の業績が伸びていけば、比例して配当も増えていきます。しかし、会社の業績が悪くなれば、分配されないことも…。
会社の業績が良ければお金を大きく増やせるけれど、業績が悪ければお金が減ってしまうわけです。他の資産運用方法と同じく、株式投資もリスクとリターンの関係で成り立っています。
値動きがない銘柄はどうする?
株式投資にリスクはつきものですが、株式の中には株価が変動しない銘柄もあります。値動きのない株は、リスクが小さいので魅力的に思えるかもしれません!
しかし、それは間違いです。株価が下がって損する可能性も低ければ、購入時よりも高く売ることができない可能性も高いわけです。
つまり、キャピタルゲインは期待できません!儲ける方法が配当だけになります。でも、株価が変動しないということは配当利回りにも期待ができません!
値動きのない株は保有し続けても無駄なのですべて売って、他の値上がりしそうな銘柄に資金を投資するのがセオリーです。
値動きのない株は、ノーリスク・ノーリターンなので投資としても魅力がまったくありません!
株式投資はハイリスク・ハイリターン
株式投資は、株価の変動があるからこそ、キャピタルゲインが発生し、大きなリターンを得ることができます。
ハイリスク・ハイリターンの関係で成り立っているから大きく儲けることができるのです。
株式投資には「デイトレーダー」と呼ばれる1日から数日間だけ株式を保有する短期投資もあります。
短期投資で大きな損失を出すことはあまりありませんが、1回の取引の利益も少ない。
一方で、中期投資や長期投資は、会社の成長を応援して大きなキャピタルゲインや配当を得るものです。会社の業績や成長性を見極めることが大切。
株式投資に対して怖いというイメージを持っている日本人。これは、株価が下がって損するリスクだけを見ているから。
物事を表裏一体で考えられないので、投資についても正しく理解できないのです!
「必ず儲かる!」や「絶対に損しない!」などの謳い文句やローリスク・ハイリターンの投資はありえません!
【関連記事】投資信託で損する人の特徴は?
最後に
株式投資とは、会社の株主になるということ。会社の所有者のひとりになり、成長を支援するものです。
株式投資のリスクだけに着目すれば怖いイメージを持ってしまうでしょう。一方で、リターンだけに着目すれば魅力的で大きく儲けることができるかもしれない投資だと考えることができると思います。
株式投資のリスクとリターンをきちんと理解することで正しい資産運用ができるようになるでしょう。