
守備の砦となるゴールキーパーはサッカーにおいて非常に重要な存在。
一瞬の判断ミスが失点につながったり、試合の勝敗を大きく左右する責任重大なポジションです。常に集中してプレーしなければなりません。
絶対的な信頼のおけるゴールキーパーがいるチームは、プレイヤー全員が安心して攻めることができます。
また、相手に得点を許さないことがゴールキーパーの主な役割ですが、攻撃の面でも大きな貢献を果たしていることも忘れてはなりません。
そこで今回は良いゴールキーパーに必要な5つの条件をまとめてみました。
的確なコーチング

ゴールキーパーは絶えず的確に状況を判断する必要があります。
試合中は大きな声を出してディフェンス陣にポジションの指示をしなければなりません!
これを怠ると、どんなに優秀なセービング技術などを持っていても、相手に自由に動かれてゴールを守ることが難しくなってしまいます。
簡単に相手にシュートを打たせないこと。グローブを汚さないでゴールを守るのが理想です。
ポジショニングセンス
ポジショニングは敵の攻撃に合わせて最も守りやすい位置を確保する技術です。
ポジショニングが悪いゴールキーパーはキャッチングやセービングなど技術が高くても試合でその能力を最大限に生かすことは難しい。
ゴールを決められるか、守れるかは、シュートを打たれる前にほとんど決まっているもの。
ゴールキーパーの基本的なポジション
ゴールキーパーはシュート狙っている相手がピッチのどこにいてもボールとゴールの中央を結ぶライン上に立つのが基本。常に自分がゴールに対してどこのポジションにいるかを確認しておく必要があります。
また、サイドからのセンタリングに対しては中央にすぐ移動できる半身の姿勢になって構えましょう。
ゴールを絶対に守るという気迫
ゴールキーパーの仕事は何よりもまず失点を防ぐということ。なので、絶対にゴールを守るんだという気持ちを持ってなければなりません!
集中力を欠いたプレーやいい加減なプレーをする選手にゴールマウスを任すことはできないのです。
気迫で相手に負けるようなゴールキーパーはゴール前に立つ資格はありません。
勝敗を左右する勇気と判断力

セービングのために身を投げ出したり、ジャンプをしてキャッチングしたりなど、ゴールを死守するキーパーには、いつも危険が伴います。
だけど、いちいち怖がっていては、この重要なポジションは務まらないのです。
また、瞬時の判断でゴールを守らなければならないキーパーに迷っている時間はありません。もし判断に迷いが出たら安全で確実なプレーを選ぶのが鉄則。
セービングよりパンチング、パンチングよりフィスティングのほうが確実です。
攻撃の起点になる
ゴールキーパーはボールを持った時点で攻撃の起点になるプレーヤーであることを忘れてはなりません!
ボールを持ったら攻守の切り替えを素早くして確実に味方にボールをつなぐことを心がけましょう。
なんとかゴールを守ったからといって一息ついているようでは、いつまでたっても優秀なゴールキーパーとは言えないのです。
最後に
良いゴールキーパーに必要な5つの条件とは
この動画のようにゴールキーパーのミスは直接失点につながります。
たった1つのミスで試合に負けることもあるポジションだとを肝に銘じておかなければなりません。