
フットサルは学生からシニアまで気軽に楽しめるスポーツです。手軽に始められる趣味としても人気があります。
フットサルのことをよく知らない人は単なるミニサッカーと思うかもしれません。
ですが、フットサルとサッカーではルールが異なる部分がたくさんあるのをご存じでしょうか?
そこで、フットサルとサッカーの基本的なルールの違いをまとめてみました。
フットサルの基本的なルール
サッカーの基本的なルール
フットサル独自のルールを解説
ここからはフットサル独自のルールを詳しく解説したいと思います。
競技時間
前後半20分ずつ行われます。プレーイングタイムで計測。バスケットボールと同じでボールがラインを超えたときやタイムアウト中は時計が止まります。
試合時間が1時間半を超えることも多い。ちなみに、民間の大会は基本的にランニングタイムで行われます。
選手交代
選手交代はインプレー中でも自由に行うことができます。また、一度交代した選手も、他の選手と交代してピッチに再び戻ることができます。
交代選手は交代する選手が完全にピッチの外に出た後に交代ゾーンからピッチに入らなければいけません!少しでも早く入るとイエローカードなので要注意。
タイムアウト
前後半それぞれ1分間のタイムアウトを要求することができます。タイムアウトは自分のチームがボールを保持し、プレーが止まった時に限り認められます。
サッカーにはない独自のルール。タイムアウトが試合の流れを大きく変えることもあるので使いどころが鍵を握ります。
民間の大会では基本的にタイムアウトはありません。
第2PK
前後半それぞれ蓄積ファール6つ目から相手チームに第2PKが与えられます。
第2PKを簡単にいうと、第2ペナルティーマークからの壁なし直接フリーキックのようなもの。
キックイン
タッチラインを超えたボールはキックインで再開します。サッカーのようなスローインはありません。
ボールはライン上または、ライン外側25cm以内に静止させ、軸足は必ずタッチライン上、もしくはタッチライン外につけていなければならない。
ボールを蹴れる状態から4秒以内に再開。上記のことを守れないと相手ボールからのキックインで再開になります。
相手選手は5メートル以上離れること。
ゴールクリアランス
攻撃の選手が最後に触れてボールがゴールラインを超えた場合、守備側のゴレイロによるスローで再開します。
4秒を超えてしまうと相手に間接フリーキックでの再開となるので注意。
4秒ルール
キックイン、コーナーキック、フリーキックはボール蹴れる状態から4秒以内に行わないといけません。
ゴレイロは自軍でボールを受けた時、4秒以内にボールを離さなければならない。
チャージの禁止
ショルダーチャージは禁止です。多少の接触は可。相手選手へ向かってのスライディングは禁止。
ただし、パスカットやシュートブロックなど相手に触れない範囲でボールをブロックするスライディングは可。
最後に
フットサルとミニサッカーは似ているようでだいぶ異なります。
特に、サッカーをやっていた人は4秒ルールやチャージ禁止という点に注意しましょう。
タイムアウトや第2PKなどの要素はバスケットボールと似ているかもしれませんね。