
背筋をピンと伸ばして歩いている人は、それだけでかっこよく見えます。
欧米人やモデルの歩き方を思い浮かべてみてください。
特に、アスリートは胸を張って堂々と歩いている印象があるでしょう。
歩くという動作はスポーツにおいても重要です。歩き方が悪いとスポーツの上達にも影響が出るので注意しなければなりません。
かっこいい歩き方とは?
かっこいい歩き方とは、具体的にどのような感じなのでしょうか?
歩き方がかっこいい人は、前に踏み出した足が地面につくとき、膝がまっすぐ伸びています。
一方で、歩き方がかっこ悪い人は、膝が曲がった状態で足が地面に着き、それから膝を伸ばして体を前に運ぶような形の歩き方です。
膝が曲がっていると、歩幅が小さくなり、体が上下に大きく揺れます。なので、「ちょこちょこ」「ひょこひょこ」と歩いている印象を与えてしまうのです。
日本人は、昔からこの膝歩きが多い。猫背の原因にもなるのでデメリットしかありません。
この歩き方の差は、下半身の使う場所の違いによるもの。
歩き方がかっこいい人は足と腰をつなぐ股関節を使っているのに対して、かっこ悪い人が膝の関節を使っています。
人間の足は股関節を主に使うと、スムーズに動くようにできているので、膝歩きは足の機能をフルに使えていない証拠。
スポーツをする上で股関節をうまく使えないということは、上達を妨げる原因になりかねません!
アスリートを目指すなら、日頃からかっこいい歩き方を意識するといいでしょう。
スポーツ全般で股関節の使い方は重要
股関節は、スポーツにおいて重要な動作に大きく関わっている体の部位です。
野球、サッカー、テニス、バスケットボールなど、股関節はすべての競技で使います。
なので、どんなスポーツをするときでも、股関節の動きを意識する習慣をつけましょう。
最後に
早く走るためには、無駄のない力強い足の運びが欠かせません!
だから、足と腰をつないでいる股関節をうまく使うこと。
かっこ悪い膝歩きは、スポーツの上達を妨げます。
背筋をピンとまっすぐにして、膝を伸ばしてかかとから着地する股関節歩行を意識しましょう。
股関節歩行と膝歩行とでは、使う筋肉が異なるので、体つきも変わってきます。