
ノープランの旅はこの上なく楽しい。最近、ローカル線や下道の旅が流行っているのは、こういった思考の人が増えている傾向なのかもしれません。
新幹線や高速道路を利用する旅もするのですが、目的地にすぐ着いてしまうため、寄り道を楽しめないんですよね。
僕は、寄り道や行き当たりばったりの出来事が好きなので下道の旅をよくします。目的地だけ決めておけばいいという手軽さもいい。
しかし、目的地までのおおよそのルートはちゃんと知っておいたほうがいいことを先日学んだ。
とりわけ、ナビの過信には要注意です。
ナビはシュールなルートが好き
この間、友人の車で下道の旅をしました。友人の車のナビが古いということでGoogleマップのナビを利用。
これが大きな失敗でした。
Googleマップは非常に優秀で最短距離のルートを示してくれます。ですが、そのルートには茨の道やかなり狭い道が含まれることが多い。
そうなると結局、走行スピードが落ちるので余計に時間がかかるんですよ。
とんでもない田舎道や山道におもしろいものがないわけではないのですが、たいていは何にもないことのほうが多いです。
幹線道路沿いにも当然おもしろい寄り道スポットや珍スポットがあるわけで、シュールな道を通ればいいというわけではありません。
下道の旅は寄り道に時間を費やしたいのであって、移動時間は少しでもカットしたいんですよ。
Googleマップは、もうちょっとわかりやす〜いルートを表示してくれませんかね?
事前にだいたいのルートを把握しておくべき
下道旅行をする際は、あらかじめ目的地までのだいたいのルートを把握しておいたほうがいいですよ。
やっぱり主要の国道や県道を利用するのがおすすめです。渋滞に巻き込まれる可能性はありますけど、裏道をぐねぐね進むよりは断然早い。
この間は、山道を案内されたり、線路を何回も越えろと案内されたり、極狭のトンネルを通れと案内されたりと散々な目にあいました。
まあ、それはそれでおもしろいのですが非常に疲れた。2時間で到着予定のところ、約4時間近くかかるというとんでもない遠回りをさせられました。
自分である程度のルートを把握しておけば、ナビに頼らざるを得ない状況を避けられます。
信じるべきものは青い看板。あれは偉大な存在です。
終わりに
時にナビは残酷なルートを示します。茨の道を何度も通るとナビに対する不信感は募るばかりです。
下道旅行はとても楽しいですが、だいたいのルートは事前にだいたい把握しておきましょう。
なにより田舎道だと滅多にグルメにありつけませんからね。やっぱり幹線道路がおすすめです。
でも、最高の景色は裏ルートにあるものなんですよね。
旅は奥が深い。