一山神社(中央区/観光)与野七福神の冬至祭が有名な恵比寿を巡る。

埼玉県さいたま市中央区にある一山神社

一山と書いて「いっさん」と読みます。「ひとやま」や「いちやま」とお読み間違えのないように。

一山神社は与野七福神のひとつ。恵比寿を祀っている神社です。

与野七福神の恵比寿

一山神社は、恵比寿を祀る神社です。

恵比寿は、七福神の中で唯一の日本の神様

恵比寿の出自には諸説ありますが、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の三男・という説が一般的です。

「えびす」という神は複数あり、イザナギ、イザナミの子である蛭子命(ひるこのみこと)か、もしくは大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)とされることが多い。少数であるが、えびすを少彦名神や彦火火出見尊とすることもある。

引用:えびす – Wikipedia

鯛と釣竿を持った姿は「釣りして網せず」ということで、暴利を貧らぬ清廉の心を象徴しているという。

恵比寿は、商売繁盛の福神として信仰を集めています。

一山神社の冬至祭

一山神社は、嘉永年間(1848〜53)に木曽御嶽講中(きそおんたけこうちゅう)が創立しました。

福徳の神として恵比寿様と八幡様を祀っています。

一山神社は、冬至祭が有名です。その冬至祭は、平成12年に市指定の民俗文化財となっています。

冬至祭は、別名「ゆず祭り」とも呼ばれています。

冬至の日に、かぼちゃを食べて、柚子湯に入ると風邪をひかないという。

柚子を緑の下に投げ込む風習は、無病息災、火災予防のおまじないです。

冬至祭では、拝殿で祭典後、境内で柚子や神饌物を備え、祝詞をあげ、神火をつけ、火焚火事を行う。

行者は人形の入った木箱を担ぎ火中を渡り、参加者も加わって一年の災厄を清めます。

一山神社は、社地が細長いのが特徴です。

旧鎌倉街道沿いの入口から、かなり奥まったところに拝殿があります。距離にして150mくらいはあるでしょうか。

まず、右手側に新しめの社務所が見えます。

少し歩くと手水舎があって、その先に次の鳥居です。

さらに歩いたら、ようやく拝殿にたどり着きます。

拝殿から見た景色は、こんな感じです。入口が見えません!

一山神社は、生い茂った木々に囲まれているので、なかなか雰囲気がある場所。空気が非常に冷たかったのが印象的でした。

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最後に

一山神社は、通りから見た印象と実際に奥へと足を運んでみた印象がだいぶ違います。

旧鎌倉街道沿いは、古い建物が残っているので散策してみると面白いエリアです。

【一山神社】

ジャンル:観光,神社
住所:埼玉県さいたま市中央区本町東4丁目10-14
TEL:048-853-0200
アクセス:JR与野本町駅から徒歩約15分
駐車場:無し