
自宅では、長らくブルーライトカットの眼鏡を使用していました。しかし、半年ほど前にその眼鏡を破損…。
「まあ、いいか…」と普通の眼鏡で生活していたのですが、最近どうも目が疲れます。
テレビやパソコン、スマホのブルーライトも気になるし、見えづらくなっているので視力も少し落ちたみたいです。
近年、目の不調を訴える人が増えているとのこと。それは、スマホの普及が原因といわれています。
液晶が発するブルーライトの問題がクローズアップされることが多い。スマホの使い過ぎは失明の危険性もあるそうです。
参照:“スマホやりすぎで失明”を防ぐ簡単眼筋ケア – ライブドアニュース
ブルーライトとは?
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。
ブルーライトとは、パソコンやスマホなどの液晶が発する青い光のこと。
スマホやタブレットが普及したことにより、現代人はブルーライトを見る機会が圧倒的に増えたといわれています。
テレビやパソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機などに囲まれている生活の中で、ブルーライトから逃れることは難しい。
ブルーライトの影響で
などの症状に悩まされる人が増えています。
青い光は、目がピントを合わせる際に負担がかかるため、眼が疲れやすいのです。
また、パソコンやスマホの操作は至近距離で強い光を浴びるので脳が覚醒し、寝付きが悪くなるという。
ブルーライトで失明する可能性
ブルーライトを浴び続けると「加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせんしょう)」という眼病を発症するリスクが高まります。
加齢黄斑変性とは、加齢に伴い眼の網膜にある黄斑部が変性を起こす疾患である。失明の原因となりうる。以前は老人性円板状黄斑変性症と呼んでいた。
加齢黄斑変性は、眼底出血などによる視力低下、失明に至る場合もあります。
すでに欧米諸国では、加齢黄斑変性症が成人失明の原因の1位になっているとのこと。
現在、日本でも加齢黄斑変性症の患者数が急激に増えてきています。全国で70万人ほどの患者がいて、今後も患者数はどんどん増えていく見込み。
ブルーライトの対処法は?
対処法としては、ブルーライトを避けるのがいちばん。とは言え、いまやテレビやスマホ、パソコンの画面を見ないで生活するのは難しいでしょう。
なので、ブルーライトをカットする眼鏡や液晶フィルムの利用がおすすめです。少しでも軽減する努力が不可欠。
また、睡眠の質にも影響が出るので、就寝の1時間前からパソコンやスマホの使用は避けたほうが良いといわれています。
最後に
視力の低下や失明が増えた原因をスマホの普及だけのせいにするのはおかしな風潮です。
しかし、スマホやタブレットが強いブルーライトを発するのも事実。齢黄斑変性症の患者も増えていますので、ブルーライトを見る時間は少しでも減らしたほうがいいのかもしれません。
実際に、ブルーライトカットの眼鏡を使わなかった半年間で視力が若干落ちました。