お風呂は就寝前がおすすめ!睡眠の質を高める入浴法とは?

やっぱり冬場は寒いので体がガチガチになります。自然と体が縮こまり、筋肉が凝り固まってしまいがち。

この緊張をほぐさないと、心身ともにリラックスできず、寝ても疲れがなかなか取れません!

というわけで、今日は体の緊張がほぐれてぐっすり眠れるようになる入浴法を紹介したいと思います。

就寝前にしっかり体を温める

フリー写真素材ぱくたそ
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日中の疲れを癒し、夜ぐっすり眠る上で重要な役割を担っているのが入浴です。お湯にしっかり浸かって温まりましょう!

お湯に浸かると、重力から解放されるため体を支えている筋肉や関節の負担が軽くなります。水中だと体重が普段の9分の1くらいになるんだとか。

よって、体の緊張がほぐれ、血行が良くなり疲れがとれやすくなるのです。

特に就寝前に体を温めておくのが非常に効果的。入眠のとき、人の体温は下がって眠りやすくなり、そして眠りが深くなります。これでぐっすり眠れて疲れがバッチリとれますよ。

だから、夏場でもシャワーだけで済ませるのではなくて、お湯に浸かって体を温めることが重要なのです。

睡眠を促す入浴法とは?

で、入浴法も色々ありますよね?

ぬるま湯にじっくり浸かる半身浴、熱々のお湯にサッと浸かる江戸っ子的な入り方、お湯と水に交互に浸かる温冷浴など…。

睡眠を促す入浴法としてNGなのは江戸っ子的な入り方!半身浴と温冷浴は効果的です。

入浴は就寝する1時間くらい前。40℃以下のぬるめのお湯に20〜30分ほど浸かるのが理想的とのこと。

ポイントは、体の深部温度を上げることです。深部体温とは、体の表面ではなくて直腸で測る体温を指します。そして、体内時計の影響を強く受けています。

熱い温度のお風呂は体内時計を乱す?

フリー写真素材ぱくたそ
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深部体温は夕方に一番高くなり、早朝に最も低くなるというリズムを持っています。そのため、睡眠も深部体温の変化と深く関わっているんですよ。

眠気はこの深部体温が下がると催してきます。雪山で遭難して眠くなるというのはこの原理です。そんな状況で眠くなってんじゃねーよと思うかもしれませんが、これはごく当たり前のことなんですよ。

就寝前にぬるめのお湯に入り、深部体温を上げておくと布団に入る頃には、それが下がってくるので寝つきやすくなります。

逆に、42度以上の熱々の湯に浸かってしまうと深部体温がなかなか下がりません!体温調節で交感神経が優位に働いてしまい、寝つきが悪くなるので要注意です。

江戸っ子的な入り方は、心臓への負担も大きいのでやめましょう!

体内時計を整えるという意味でも、就寝前の入浴はとても大事なのです。

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終わりに

体の緊張をほぐすためには、ぬるめのお湯にじっくり体を芯から温めることが大切です。そして、入浴後は無駄にダラダラ過ごさないで布団に入ってゆっくり休むのがベスト!

質のよい睡眠は疲れをバッチリ癒すことができますよ。あと少しですが、これで寒い冬を乗り切りましょう!

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