ダイエットは食事制限の仕方を間違えると確実に失敗する。

極端な話、ダイエットはハードな運動と徹底した食事制限を行えば、確実に成果は上がるでしょう。

しかし、その効果は一時的なもので、都合よく体脂肪だけが燃えてくれるわけではありません!

栄養が足りないと、大切な筋肉までエネルギーとして消費されてしまいます。結果、筋肉が減少してリバウンドしやすい体になるだけ…。

筋肉の量が減ると、基礎代謝が落ちてしまうので、正しいダイエット効果を得ることができません!

ダイエット中でも、トレーニングの後はしっかり糖質とタンパク質を摂取する必要があるのです。

ダイエットで筋肉量を減らしてはいけない!

筋肉マッチョ

運動のエネルギーの源となるのは糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素です。

その中で、タンパク質は運動時に使われる主要なエネルギーではありません!

筋トレや短距離走などの無酸素運動では糖質が多く使われます。一方で、ウォーキングやランニングのような長時間続けられる有酸素運動でよく燃えるのは脂質。

つまり、運動の強度が高いほど糖質の利用率が高まり、強度が低いほど脂質の利用率が高まります

ダイエットは有酸素運動で脂肪を燃やし、筋肉の量が減らないようにタンパク質を摂取するのが鉄則です。

【参考記事】効率のいい体作りをするための基本!三大栄養素の働きを知ること。

有酸素運動で脂肪を燃やせ!

ランニング

体に溜め込んでしまった無駄な体脂肪を減らしたいのなら、カロリーをたくさん消費しつつ脂質をうまく利用する強度の運動が好ましい。

息が少し切れるくらいの強度で行うことができ、ゆっくり長く続けることができるランニングなどの有酸素運動が効果的です。

有酸素運動では、消費する全体のエネルギーの半分ほどを脂質が占めるため、効率的に体脂肪を減らすことができます。

食事制限をしながら運動をすれば、簡単に体重は減るでしょう。

しかし、糖質と脂質の摂取量が足りないと、運動時に消費するエネルギーを筋肉で補うことになり、太りにくい体を作ることができません!

体重が減っても、リバウンドしやすい状態ならば、それはダイエットが成功したとがいえないでしょう。

すぐに太って、再びダイエットという負の連鎖から抜け出すことができないのです。

【参考記事】交感神経を刺激する強度の高いランニングで太りにくい体質を作る方法。

最後に

食事制限をした上で運動をすれば、確実に痩せることができます。なぜなら、消費カロリーが摂取カロリーを上回るから。

でも、ダイエットは一時的にただ痩せるだけではダメなのです。筋肉の量を増やして基礎代謝を上げなければ、そのダイエット生活は半永久的に続くことになるでしょう。

糖質とタンパク質をしっかり補給して、筋肉を落とさないようにダイエットすること!

過度な食事制限をしたダイエットは確実に失敗するので注意してください!