
手足が冷たくて眠れない…
冷え性を治したい…
冷房が効きすぎて寒い…
不規則な生活習慣や食生活の乱れなどが原因で冷え性に悩む人が増えています。
冷え性は血液の循環が悪いと起こりやすい。心臓から遠い末端の手足などにいちばん症状が現れます。
基本的な対策としては
などが効果的です。
現代冷え性とは?
しかし、現代の冷え性は入浴やマッサージだけでは解決できません!
日常の生活習慣に原因があるからです。
特に、野菜不足や運動不足が問題視されています。
現代人は野菜や果物の摂取量が少ないため、ビタミンが不足しがち。また、交通手段の発達やビジネス環境の変化によって体を動かす機会が減りました。
クーラーが効いたオフィスで一日中パソコン作業という人も少なくないでしょう。
栄養不足と筋力の低下は血液の流れが滞ってしまうため、冷え性が起こりやすくなります。
現代冷え性は食事で改善できる?
まずは現代冷え性の原因になる食事を見直してみましょう。
冷え性の改善に効果がある栄養素は?
ビタミン類やミネラルは血行や筋肉の収縮を正常化してくれます。
ビタミンが豊富に含まれている緑黄色野菜や果物、ミネラルが含まれている大豆類や魚介類を食事で摂るように意識しましょう!
自律神経を整えたり、末梢血管(まっしょうけっかん)を広げて血行を促進したりする効果があるビタミンE。
血行が良くなるので肩こりや腰痛の改善も期待できます。
生活習慣病を予防したり、生理痛や生理不順にも効果がある女性に不可欠な栄養素です。
1日の摂取基準量
成人男性:9mg
成人女性:8mg
上限は600mgといわれています。
明太子(100g)で6.5mg、ウナギの蒲焼き(100g)で約4.9mg、たまごの卵黄(100g)で3.4mgほど含まれています。
普通の食生活であれば、上限の600mgに達することはまずないと思うので気にしないでOK。
鉄が不足すると、全身に酸素が行き渡りづらくなります。
などの症状の原因に…。
鉄はビタミンEと同様に血行を良くする栄養素なので冷え性の方は覚えておいてください。
1日の摂取基準量
成人男性:7.5mg
成人女性:10.5mg
上限は40〜55mgです。
肉類や魚類、海草類など幅広いジャンルの食べ物に多く含まれています。
ダイエットなどで食事制限をしなければ、十分に基準量を摂取可能です。
最後に
冷え性が原因で招くトラブルは多い。
体温が36度を下回っている場合は注意が必要。免疫力が低下している可能性が高いからです。
免疫力が低下すると、風邪をひきやすくなったり、慢性的な疲労感や倦怠感に襲われたりします。
冷え性の改善は健康への第一歩!
身近な食事から改善していきましょう。
