
あなたが幸せを感じるのはどんな時でしょうか?
家でゴロゴロしている時、ゆっくりとお風呂に浸かっている時、好きな人と食事をしている時、子供と遊んでいる時、など。
当然、人によって違うでしょう。
寝る前の一杯や一服が至福でやめられない!という人もいるかと思います。
しかし、それらはあまりおすすめできません!寝る前の飲酒や喫煙は、睡眠の質の低下や薄毛の原因になるからです。
睡眠は体のメンテナンスをする時間
人間は、人生の約3分の1を寝て過ごします。
睡眠には臓器の調子を整えたり、脳を休めたりする役割があり、体をメンテナンスする上で欠かすことのできない時間なのです。
そして、皮膚や髪の毛、爪のメンテナンスも睡眠中に行われているのをご存じでしょうか?
この睡眠中のメンテナンスは、臓器や脳など重要な器官を優先して行なわれるため、髪の毛や爪は後回しになります。つまり、睡眠不足に陥ると、髪の毛や爪への栄養供給が減ってしまうという仕組みになっているのです。
そのため、睡眠不足になると抜け毛が増えたり、爪が歪んだり凸凹になるなどの症状が現れます。抜け毛の増加や爪の変化は、睡眠の質が低下している証拠なんですよ。
個人差がある睡眠の必要量
睡眠の必要量は、かなり個人差があります。年齢や活動量、体調などによっても大きな差が生じるもの。
一般的に睡眠時間が
と呼びます。
日中の生活に支障が出なければ睡眠時間が足りている証拠。睡眠は長さよりも質が重要であることを意識しましょう!
髪の毛が一番成長する時間帯は脳の副交感神経がもっとも活発に働く22時~翌2時。この時間帯に成長ホルモンがたくさん分泌されるので髪が効率的に修復されたり、成長を促進されます。
睡眠の質を高める方法
睡眠の質は、寝る前の行動で決まります。できるだけリラックスしてストレスを減らすことを心がけましょう!
人間は、体温が上がってから下がるときに眠気を感じます。したがって、入浴は布団に入る2時間前くらいに済ませるのが理想。
こうすると、体が芯から温まるのでリラックスできます。
お風呂に入って疲れを癒したら、寝る1時間前には照明を少し暗くすること。ゆっくり読書をしたり、音楽を聴いたりして、なるべく目から刺激を受けないように過ごします。
寝る時は必ず電気を消して、真っ暗にした状態で眠るほうが深い眠りにつきやすいということも覚えておきましょう!
寝る前にやってはいけない行動とは?
アルコールには緊張をほぐす効果があります。一方で、眠りが浅くなってしまう作用もあるため飲酒もおすすめできません!
それから、たばこには覚せい作用があるため、喫煙も避けたほうがいいでしょう。
明る過ぎる部屋やテレビ、パソコン、スマホなどの強い光はメラトニンという睡眠を促すホルモンの分泌を抑制してしまうため、寝つきが悪くなってしまいます。テレビの視聴やパソコンでの作業は、寝る30分前から控えるのが理想です。
睡眠はストレスと深く関わりがあります。ストレスが溜まっている状態だと、夜になっても緊張が収まらず眠れない原因に…。特に、寝る前はストレスを感じるような行動を避けること。
ストレスは、日頃から運動やレクリエーションでしっかり解消しましょう。
最後に
寝る前の飲酒や喫煙が最悪な理由は、アルコールの眠りを浅くする作用とタバコの覚せい作用があるからです。睡眠の質の低下はあらゆるところに影響を及ぼします。
疲れがとれなかったり、薄毛の原因になったりと良いことなし…。
体調が優れないという方は寝る前の過ごし方を見直してみてはいかがでしょうか?