
私は、小麦に不耐性があります。
普通の若くて丈夫な体なら、病気になったり疲れを感じたりする回数はそう多くはありません。
しかし、グルテンが含まれているパンやパスタなどを食べると、お腹の張りや鼻づまりなどの症状が顕著に現れ、体調が悪くなります。
年齢を重ねるにつれて疲れ感じやすくなったり、体調を維持するのも難しくなってきました。
なので、小麦をできるだけ避ける食生活に変えるしかなかったのです。
グルテンとは?
グルテンとは、小麦やライ麦などの穀物に含まれているタンパク質のことです。
グルテンは、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種。麺類やパンなど、小麦加工品を作る上で弾性や柔軟性を決定し、膨張を助ける重要な要素となっている。
グルテンには、粘りや弾性を出す働きがあり、パンやパスタ、うどんなどの小麦製品には当然、含まれています。
ゆえに、グルテンを生活から完全に排除するのは不可能に近いことなのです。
グルテンを含む食品は?
グルテンを含む食品の一覧です。
【パン】
【麺・パスタ】
小麦から作られた麺類には、グルテンが含まれていると考えていいでしょう。
立ち食いそばチェーン店のそばは小麦の割合が高いので注意が必要です。
【スイーツ】
【スナック】
【アルコール類】
麦類から蒸留されたアルコール類も多いので、酒好きには辛いところでしょう。
ピザやカレー、ハンバーグ、たこ焼き、お好み焼き、中華マンなどにも小麦粉が使われています。グルテンを含む食品を挙げ始めたらキリがありません!
これらの食べ物をすべて生活から排除するのは非常に難しいです。
グルテンが含まれている食品を完全にやめる必要はない
グルテンをまったく消化できないアレルギーを持っている人もいます。例えば、セリアック病です。
セリアック病またはシリアック病(coeliac disease または celiac disease)は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。
セリアック病の人がグルテンを体内に取り込んでしまうと
などの症状を引き起こします。
医師にセリアック病と診断された人たちは、完全なグルテンフリーの生活をしなければなりません。
しかし、多くの人はグルテン不耐症のレベルです。
グルテンが含まれている食品を完全にやめる必要はありません!
主食を米にして、肉や卵、野菜、果物を中心とした食事に変えるだけで、体調はグッと改善するでしょう。
最後に
私は、原因不明の胃の膨満感や腸の張り、鼻づまりに悩まされてきました。
最近になって、グルテン不耐症だということがわかり、なるべく小麦を避ける食事に変えています。
でも、大好物の麺類やピザを完全にやめるのは難しいので、体調が悪くなっても仕方がないと割り切ってまとめて食べる日もあります。
学生時代、給食を食べた後にお腹が痛くなったり、気持ち悪くなってかなり悩まされていました。給食の場合、2日に1回はパンが出るわけで、それだけ体調が悪い日があったということになります。
もっと早くグルテン不耐症について知っておきたかったです。