しっかり治さないと怖い!軽いむち打ちが原因で現れる自律神経失調症状。

むち打ちとは、交通事故やスポーツによって首に不自然な力が加わり、首が痛くなったり、首が回らなくなったりといった症状が現れる怪我の一種です。

軽いむち打ちが心身に不調のきっかけになることもあります。

むち打ちの場合、数ヶ月、数年経ってから症状が出ることもあるので注意しなければなりません!

私自身、交通事故に軽いむち打ちが原因で慢性的な首の痛みやこり、頭痛、吐き気、めまい、などの症状に悩まされています。

むち打ちによる原因不明の自律神経失調症状

むち打ちになると、原因不明の自律神経失調症状が現れることが多い

なぜなら、首にはたくさんの神経が密集しているからです。

めまい、冷や汗が出る、体の一部が震える、緊張するようなところではないのに動悸が起こる、血圧が激しく上下する、急に立ち上がるときに立ち眩みが起こる、朝起きられない、耳鳴りがする、吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、倦怠感、不眠症、生理不順、味覚障害といった身体症状から、人間不信、情緒不安定、不安感やイライラ、被害妄想、鬱状態など精神的な症状が現れることも多い。

引用:自律神経失調症 – Wikipedia

むち打ちとは、あまり関係がなさそうな症状も首の筋肉の異常が原因になります。

交通事故後、しばらく経ってからうつの症状が出たり、血圧の不安定による脳出血を起こしたりする場合もあるので注意が必要です。

むち打ちは、さまざまな心身の不調の原因になるのでしっかり治療をしましょう。

【参考記事】原因不明の体調不良は首のこりによる自律神経の圧迫だった。

むち打ちが原因でパニック障害

むち打ちが原因でパニック障害を患うケースもあります。

パニック障害は、突然、激しい動悸や息苦しさ、冷や汗などを感じて、このまま死んでしまうのはないか…という発作に見舞われる病気です。

また発作が起きたらどうしよう…

パニック発作に対する強い不安感から電車やバスに乗れなくなり、家に引きこもりがちになるケースもあります。

パニック障害は、自律神経の異常が原因です。

自律神経が心臓や心拍数をコントロールしているわけですから、そのコントロール機能の乱れで動悸や心悸亢進などの失調症状が現れます。

したがって、首をしっかり治療すれば、むち打ちもパニック障害も治るでしょう。

パニック障害は、心療内科や精神科で扱う病気になっていますが、むち打ちや首の異常などがある場合は整形外科を受診してみてください。

【関連記事】うつむき姿勢による首のこりやストレートネックが原因で起こる症状は?

最後に

首の異常は、自律神経に失調をもたらします。

パニック障害も自律神経発作なので、むち打ちが原因担っている可能性が十分に考えられます。

首の筋肉異常を治れば、むち打ちも自律神経失調症状も治ります。

私も首の調子が良いときは体調に問題が生じることはありません。しかし、首に痛みやこりなどの異常があるときは体調が崩れやすいです。

むち打ちは、とても怖い怪我なのでしっかり治すことをおすすめします。