うつむき姿勢による首のこりやストレートネックが原因で起こる症状は?

頚椎椎間板ヘルニアとストレートネックを患って以来、原因不明の体調不良に悩まされるようになりました。

偏頭痛、胃の調子が悪い、疲れやすいなどの原因がまさか首のこりや痛みだとは思わないでしょう。

現代人は、こうした原因不明の体調不良を抱えている人が多いといいます。

デスクワーク時に首や肩の痛み、頭痛、めまい、吐き気、目の疲れなどの症状がある場合、その不調の原因は私のように首にあるかもしれません。

うつむき姿勢が自律神経失調を招く

パソコンで作業をしていると、頭がボーッとして文字や言葉がなかなか入ってこない。さらに、集中力を欠いたり、注意が散漫になったりしたことはありませんか?

長時間のうつむき姿勢による首の筋肉の緊張は自律神経を圧迫します

人間の頭の重さは約6kg。この重たい頭を下に傾けるうつむきの姿勢をとれば、そこに重力が加わって相当な力が首にかかるということ。

首の後ろの筋肉は、頭の重みで引っ張られ、かなりの緊張を強いられる状態になります。

それが自律神経失調を招き、体にさまざまな症状を引き起こす原因になるのです。

【参考記事】原因不明の体調不良は首のこりによる自律神経の圧迫だった。

首のこりの原因は生活環境の変化

1日のほとんどの時間をうつむいて過ごしている人がいてもおかしくない現代社会。

  • パソコン
  • スマホ
  • 勉強
  • ネット
  • ゲーム
  • 動画の閲覧
  • 読書
  • すべてうつむきの姿勢になりがちです。

    あなたも仕事や勉強、ゲームなどに時間を忘れて熱中して、気がついたら首や肩がバッキバキにこり固まっていたという経験をしたことがあるのではないでしょうか?

    パソコンやスマホがないと、生活が成り立たなくなっているのは事実です。しかし、うつむきの姿勢が続いたら、首のこりは溜まるいっぽうです。

    この生活環境の変化により、原因不明の心身の不調を訴える人が増えているとのこと。ストレートネックも大きな社会問題になっています。

    こうしたトラブルの原因にうつむき姿勢の影響があるのは間違いありません。

    首のこりが原因で起こる症状は?

    以下の症状は首のこりが原因で起こることがあります。

  • 肩がこる
  • 風邪をひきやすい
  • すぐに疲れてしまう
  • 体がだるい
  • やる気が起きない
  • 汗が出やすい
  • 目が痛くてまぶしさを感じる
  • 足元がふらつく
  • 夕方になると頭痛がする
  • 天候が悪いと症状が強くなる
  • 食欲がない
  • 胃の調子が悪い
  • 飲み込みにくい
  • 寝つきが悪い
  • 夜中に目が覚める
  • いつも何気なく感じている心身の不調は、首のこりが原因で生じているかもしれません!

    首のこりによるさまざまな体調不良は、生活習慣の積み重ねから始まっています。首のこりや張りは、その都度解消しましょう。

    私の場合は、超音波治療が効果的でした。鍼治療も有効です。

    首のこりにお悩みなら、お近くの整形外科や接骨院に相談してみましょう。

    オムロンのネックマッサージャーは、ヒート機能も内蔵しているので筋肉を温めながら揉みほぐすことができます。

    最後に

    首のこりやストレートネックのいちばんの原因はうつむきの姿勢です。そして、それが原因でさまざまな症状が現れます。

    デスクワーク、スマホチェック、ゲーム、読書など、現代社会では首の筋肉がいちばん疲れやすい場所なのかもしれません。

    首を休ませる時間もしっかりつくりましょう!

    首のこりや痛みは初期段階で手を打てば治りも早いです。状態が悪くなると、それだけ治療に時間がかかってしまいます。

    首のこりと長く付き合うのは大変なので気をつけてください。