知っておくべき!お墓参りの仕方や時期にマナーはあるの?

もうすぐシルバーウィークです。

17、18、19日が三連休。22日が秋分の日で休みですので23日も休みにすれば、こちらも四連休になります。

2016年のシルバーウィークは平日を挟むため、ちょっと予定を立てづらいかもしれません。

さて、秋のお彼岸の時期ですから、お墓参りにいく人も多いのではないでしょうか?

お墓参りの時期は?

お墓参り

  • お正月
  • 春分のお彼岸
  • ゴールデンウィーク
  • お盆
  • 秋分のお彼岸
  • などが、一般的なお墓参りの時期です。

    しかし、お墓参りをする時期に決まりはありません!いつでも問題ないのです。

    誰しもが当たり前のように行なっている行事ですが、当然、お墓参りにもマナーがあります

    お墓参りに関するあれこれも合わせて知っておきましょう。

    お墓参りに必要な持ち物とは?

    お線香

  • 線香
  • ろうそく
  • 火を着けるライターやマッチ
  • お供え物(お花、お菓子、果物)
  • 以上が、お墓参りの際に用意すべき持ち物です。

    墓石の掃除で使うタワシ、雑巾、バケツ、ひしゃく、ほうき、なども必要な持ち物として挙げられます。

    お墓に供える線香とお花は欠かせません!

    お菓子や果物は、個人の好きだったものや季節にあったものを用意しましょう。

    ただし、仏教には「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」の考え方があるため、お酒はあまりおすすめできません!

    不飲酒戒

    酒を飲んではいけない。また他人をして飲ましめてもならない。また他人が酒を飲むのを容認してはならない。

    引用:五戒 – Wikipedia

    お供え物は、自分でよく考えて判断してくださいね。

    最初に本堂にご挨拶をするのがマナー!

    大宮水波田観音(水判土/お寺)①

    お墓が境内墓地にある場合は、最初に本堂のご本尊を礼拝するのがマナーです。

    霊園でも観音菩薩(かんのんぼさつ)などの像が建てられている場合は、それをご本尊と考えてはじめにお参りすべき。

    真っ先にご先祖様の墓石へ向かうのはNG!マナー違反ですので覚えておきましょう。

    ご本尊をないがしろにしてはいけませんよ!

    お墓参りの手順とは?

    お墓に着いたら、やるべきことをまとめてみました。

    1. 墓石の周りの雑草を抜く
    2. 落ち葉や古い花を片付ける
    3. ゴミをほうきで掃く
    4. 墓石に水をかけて、タワシで洗う
    5. 文字が刻んであるところを歯ブラシでこする
    6. 雑巾で墓石の水をよく拭き取る

    以上の手順で作業を行なえば、お墓の掃除はだいたい完了するでしょう。

    最後に水をしっかり拭き取ること!濡れたまま放置してしまうと墓石が傷むので注意してください。

    掃除が終わったら、お花やお菓子を供え、線香をあげて拝みます。

    焼香の順番は決まっていませんが、年長者や故人とのつながりが深い人から行なうのがマナーとなっています。

    焼香が済んだら、ろうそくの火を消して、鳥や虫のエサとなる生ものは必ず持ち帰ること

    【参考記事】お墓の掃除の仕方を意外と知らない?必要な道具や手順について。

    お墓参りの時間は?

    お墓参りの時間に決まりはありません!

    でも、日没までに済ませるのがマナーです。

    というより、日没後の墓地に足を運ぶのって気が引けませんか?

    お墓参りに行けなくても…

    仏壇

    忙しくてどうしてもお墓参りに行く時間をつくれないという人もいるでしょう。

    そんな時は、仏壇に手を合わせてみてはいかがでしょうか?

    仏壇は家庭における本堂です。仏壇を通して本堂とご本尊を拝することができます。

    先ほど書いたように、お墓参りをする時期に決まりはありません。時期に関係なく時間を見つけてお墓参りに行くことが大切です。

    お線香といえば「青雲」のイメージがあります。祖父母家の仏壇の前に置いてあったなあ。

    最後に

    お墓参りのマナーについてまとめてみました。

    時期や時間に決まりはありません!

    先祖とのつながりを意識する大切な儀式ですので、お墓の前であたふたしないように対策しましょう。