スポーツをする子どもが守るべき4つの食事のルールとは?

スポーツと食事は切っても切りはなせない関係です。より良いトレーニングを行うためには食事という準備が必要不可欠。

トレーニングだけで体はできません!好き嫌いなく1日3食しっかり食べること、バランスよく食べること、運動後に栄養を補給すること、など最低限守るべきルールがあるのです。

僕もサッカーの指導者の端くれなのでこういった勉強をしています。しかし、自分が子どもの頃は特に意識していませんでしたね…。食が細かったのでけっこう食べるのに苦労した記憶があります。

だから偉そうなことは言えません。だけど、子どもにスポーツをさせている親御さんが知っておいたほうがいい食事のルールとかもあるんですよ。それはちゃんと伝えないといけないな、と思っています。

というわけで、先ほど挙げた最低限のルールとは別に、スポーツをする子どもが守るべき4つの食事のルールをご紹介します。

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①おかずは毎回食べる

引用:フリー写真素材ぱくたそ
引用:フリー写真素材ぱくたそ

体や脳を動かすためにはエネルギーが必要ですよね?

スポーツをする時はより多くのエネルギーを使うため、1日3食しっかり食べてエネルギーを補給しなければなりません!

主なエネルギー源となるご飯やパンなどの炭水化物はもちろんのこと、肉や魚、卵などのタンパク質を摂取できるおかずもしっかり食べることが大切です。

なので、おにぎりとお茶、パンとジュースだけでは不十分ということになります。食事には、ウインナーやベーコン、目玉焼きや玉子焼きなどのおかずが必要なのです。

②野菜は残さず食べる

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実際に話を聞いてみると、やっぱり野菜が嫌いな子どもって多いんですよ。ニンジンが嫌いな子もいれば、ピーマンが嫌いな子もいます。これも個性といえば個性なんですけど、やはり成長期には野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルが欠かせません!

ビタミンやミネラルには体の調子を整える働きがあるので、不足すると練習の疲れがとれなかったり、体調を崩しやすくなったりします。

肉や魚などを食べて栄養素を補給しても、ビタミンが足りないと筋肉を作り上げることができません。だから、野菜は残さず食べないといけないんですよ。

ちなみに、栄養がないきゅうりは食べても意味がないの知ってましたか?僕は基本的にきゅうりを食べません!

不名誉なギネス認定に待った!「世界一栄養がない野菜」の真実は… – WooRis(ウーリス)

③牛乳は毎日飲む

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牛乳も日々の食事に欠かせないと言われています。だから、給食でも毎日出ますよね?

そんな牛乳には、骨や歯をつくり、体を丈夫にしてくれるカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは体で作ることができない栄養素なので、食べ物や飲み物から補給しないといけません。だから、給食がない日でも牛乳はしっかり飲んだほうがいいんですよ。

小学校低学年なら1日にコップ1〜2杯程度、高学年なら2〜3杯が目安になります。牛乳が飲めない子はヨーグルトで補いましょう。低学年は1日200〜400g、高学年は400〜600gが目安です。

と、偉そうに牛乳について書いていますけど、僕は一切飲めませんでした。給食の牛乳も飲んだ試しがありません。もうニオイがダメで…。「こんな臭いもん誰が飲むんだよ」と思ってましたね。幸いにも、背は問題なく伸びましたし、骨折の経験もありません。

どうやら、僕は大好きなコーヒー牛乳とチーズだけで必要なカルシウムを補えたみたいです

牛乳が苦手な子は他の食品でカルシウムを補給することを心がけましょう。

④果物は毎日食べる

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果物にもビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。それだけじゃなくて糖質も含まれているので運動前後のエネルギー補給にも効果的です。

さらに、果物は水分も多く含んでいるため、スポーツをしている人にもってこいの食品なんですよ。

1日に摂る量の目安は200gです。リンゴなら1個、ミカンなら3個、イチゴだと10粒ほどで1日に必要な量をとれます。

果物は試合前や補食にもおすすめです。積極的に食べたほうがいいですよ。野菜が苦手な子には、果物を多めに食べさせてビタミンやミネラルを補いましょう。

終わりに

スポーツをする子どもが守るべき4つの食事のルールと題して書きましたが、親御さんの協力なくしてこのルールを守ることはできません。

栄養面でのサポートも子どもの成長につながります。子どもの頃にしっかりした食習慣を身につけさせることも教育の一環です。なので、たまに食事について見直す機会を設けるのもいいことだと思いますよ。