
フットサルはサッカーと似ているようで違います。コートの広さや競技者数、競技時間など異なることばかり。
共通点は足を使う競技ということくらい。
というわけで、今回の記事ではフットサルのポジションや戦術、用語など基本的なことをまとめてみました!
フットサルのポジション
ゴレイロ(Goleiro)はサッカーでいうゴールキーパーのこと。
呼び名も違えば、守り方も全然違います。横っ飛びでキャッチングやセービングなどの技術は使いません!
フットサルでは体で大きな面を作ってゴールを防ぐなど特有の技術が必要です。
フィクソ(Fixo)はピッチの後方に位置し、主に守備を担当します。
しかし、サッカーでいうところのセンターバックではありません!司令塔のようなゲームをコントロールする能力も求められるポジションです。
アラ(Ala)はサイドに位置するポジション。攻守において活躍できるマルチな能力が求めらます。
ボールにたくさん触れるため、ドリブルで仕掛けたり、シュートを打ったりする機会も多いです。
サッカーのサイドバックやサイドハーフと同じで運動量が必要不可欠。
ピヴォ(Pivo)はピッチの最前線に位置し、得点を取ることが主な役割。
一方で、ボールを背負って受ける場面が多いのでしっかりボールをキープし、攻撃の起点になる必要があります。
フットサルの戦術
前線に張ったピヴォにパスを出し、そこから攻撃を展開する戦術。
守備側がボールを奪って、すぐさま攻撃に転じる戦術。フットサルはカウンターからの攻撃が非常に有効です。
高い位置から積極的にボールを奪いにいく戦術。前プレ(前からプレスの略)と呼ばれることが多い。
マークする選手を固定するディフェンス方法。
フィールドいくつかのゾーンに区切って、マークを受け渡すディフェンス方法。
ゴレイロを前線に上げて、相手の守備の人数を上回った状態で攻める戦術。
フィールドプレイヤーがゴールキーパーユニフォームの上を着用してプレーすることが多いです。
フットサルのシステム
ひし形に4人を配置するフォーメーション。
攻撃に2人、守備に2人を配置するフォーメーション。
フットサルの基本的な動き
3人で行うパス回し。選手はピッチを八の字を横にしたように移動する。
4人で行うパス回し。お皿のような形のフォーメーションに選手を配置して行う。
日本語で旋回を意味する言葉。4人が同時にピッチに円を描くようにポジションを替え、敵のマークを外す動き。
前線にいる選手が下がってパスを受ける動き。敵のプレッシャーを避けると同時に、スペースを作る狙いもある。
用語を解説
相手の前に立つなどして、相手が自陣ゴールに近づくのに時間をかけさせること。
主にディフェンス時に味方をフォローする動き。
相手のパスコースを塞ぐこと。
守備陣形を構成する選手同士の距離を狭めて中央にボールを通させないようにすること。
ゴール前の味方へ向けて出されるシュート性のパス。フットサルではシュートパスからのゴールがよく見られる。
ボールを持っていない後方にいる選手が前方に移動すること。
パスをもらう予備動作。最終的にパスを受ける位置とは違う方向に動いて自分の周りにスペースを作る目的がある。
身体を相手の進行方向に入れ相手の進路を塞ぐプレー。
ボールを見ることに集中してしまい、守備がおろそかになった状態。ゴール前で陥ることが多い。
最後に
フットサルには、サッカーにはない戦術や動きがあって面白いです。
ケブラやフェイクなどの動きはサッカーにも大いに役立ちます。
大人の趣味みたいなイメージがありますけど、幼少期にフットサルを学んだ選手とそうでない選手とでは大きな違いが生まれると僕は思っています。