
年末なので不要品の整理をしている。
服や小物から処分し始めたのだが、CDや本などの分野にはまだ手が回っていない。
今回は、使い慣れているオークションではなく、フリマアプリ「メルカリ」を利用して処分している。
しかし、メルカリのローカルルールがマジで面倒くさいのだ。
専用出品や専用ページという文化があるのだが、これらのルールはトラブルの原因でしかないと思う。
メルカリの専用出品
メルカリで「○○様専用」という商品を見かけたことはないだろうか。
ホーム画面を眺めていれば、割とすぐ目につく。
これらの商品がいわゆる専用出品とか専用ページと呼ばれているものだ。
要するに、取り置き商品のこと。
出品者が特定のユーザーに売ることを決め、他のユーザーに横取りされないような措置をしている状態。
専用ページは、購入の意志はあるけど、何かしらの事情ですぐに買うことができないユーザーのための措置だ。
でも、実際は専用出品の商品を他のユーザーが購入することは可能である。
当然、メルカリの規約違反にはならない。
逆に、購入者が支払いを済ませているのに、出品者が商品を発送しない場合はペナルティを受ける。
その場合は出品者が契約不履行で退会させられることもある。
このようなケースがあるため、メルカリの専用出品はトラブルのもとでしかないのだ。
出品者が専用出品をするメリット
出品者がわざわざ専用出品をするメリットを考えたのだが、正直ないと思う。
私は不要品が処分できればいいだけなので、誰に購入されれも構わない。
商品を捌くことが目的だからだ。
例えば、値下げ交渉の結果、元の販売価格より500円安く売ることが決まったとする。
その後、交渉の履歴を確認して、元の販売価格でもいいから買いたい、という人が現れた。
あなたならどうするだろうか?
私は当然より高い値段で売れたほうがいい。
だから、元の販売価格でも買いたいという人に売る。
専用ページを作成するということは、そういう可能性を排除するということにもつながるのだ。
また、専用出品をしたのにもかかわらず、最終的に商品を購入してもらえる保証はない。
専用ページを作成する手間、機会損失などデメリットしかないと思う。
商品を買いたいから専用ページを作成してくれ。
私が購入者の立場なら絶対に言わない。
時間はお金より大切だからだ。
人に無駄な時間を使わせるという感覚のなさに驚く。
欲しいならすぐ買え。金がないなら欲しがるな。
メルカリのローカルルールは面倒くさいが、自分にとってはゴミ同然ものがそれなりの価格で捌けるのは魅力的だ。
古着買取店なら数十円にしかならないのに、数百円から数千円以上の利益が出るのは大きい。
数日間だけでかなり売れて潤った。