絶対に検索してはいけないNBAの怪我情報3選

バスケットボールの最高峰と呼ばれるNBA。

派手なダンク、美しい弧を描く3P、華麗なボールハンドリング、トリッキーなパス、激しいリバウンド争い、試合の流れを変えるブロックなど。

たくさんの素晴らしいプレーを毎試合観戦できるのがNBAの魅力だ。

しかし、時には悲惨なシーンの目撃者になってしまうこともある。

今回は「絶対に検索してはいけないNBAの怪我情報3選」と題してまとめてみた。

「リビングストン 怪我」

2015-16シーズンにNBA史上最多勝となる73勝を達成したゴールデンステイト・ウォリアーズ。

2015年のNBAチャンピオンの勢いは留まることを知らない。

そんなウォリアーズのベンチを支えているのが11年目のショーン・リビングストン。

昨シーズンに続き、今季もステフィン・カリーのバックアッパーを見事につとめた。

今がキャリア最高の時期であることは間違いないだろう。

しかし、ここまでたどり着くまでの道のりは過酷なものだった。

マジック・ジョンソンの再来と騒がれた逸材は2004年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明し、全体4位でロサンゼルス・クリッパーズから指名された。

201cmの長身ながら体重が80kg前後しかない細身の体型。

入団当初から体ができていないため怪我の危険性は指摘されていた。

そして、2007年2月にあの悲劇が起きてしまった。

なんでもないレイアップで着地に失敗し、左膝が信じられない方向にぐにゃりと曲がってしまう大惨事。

YouTubeで「リビングストン 怪我」と検索すると映像を確認できる。

かなりショッキングな映像のため、心臓が弱い人は絶対に検索してはいけない。

一般的には前十字靭帯を断裂しただけでも大怪我といわれるのだが、リビングストンの場合は左膝の前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靱帯を断裂。

膝を支える4本のうちの3本を失ってしまった。選手生命が絶たれるどころか、後遺症がなく歩けるかどうかというくらいの大怪我だ。

この重症でクリッパーズから放出され、マイアミ・ヒートで奇跡のカムバックを果たしたが…。

オクラホマシティ・サンダー、ワシントン・ウィザーズ、シャーロット・ボブキャッツ、ミルウォーキー・バックス、キャバリアーズ、ブルックリン・ネッツとチームを転々とするキャリアになってしまった。

そして、リビングストンはようやくウォリアーズで成功をつかんだ。

「ポール・ジョージ 骨折」

近年のNBA選手の大怪我といえば、インディアナ・ペイサーズのポール・ジョージの骨折だろう。

あまりにも衝撃的な画像や映像を目撃してしまうので「ポール・ジョージ 骨折」は絶対に検索してはいけない。

2014年8月、スペインで開幕するFIBAバスケットボール・ワールドカップを目前に控えたアメリカ代表チームのエキシビションで負傷。

ジェイムス・ハーデンのレイアップをブロックしようと勢いよくジャンプしたポール・ジョージはゴールの支柱に足をぶつけながら着地した。

その結果、右足の脛がとんでもない方向に曲がってしまった。

腓骨と脛骨の開放骨折で完治まで1年かかるという重症。

しかし、NBAの若きスター選手はすぐにリハビリにとりかかり、2014-2015シーズンの終盤で復帰。

ポール・ジョージはは8ヶ月でNBAのコートに戻ってきたのだ。

そんなポール・ジョージの骨折シーンはもう見たくない映像のひとつ。

目撃した瞬間は血の気が引いてしまった。

「デリック・ローズ 怪我」

デリック・ローズはシカゴ・ブルズに所属するポイントガード。

2008年のドラフトでシカゴ出身のローズは地元に本拠地を置くブルズから全体1位指名されてNBA入り。

1年目からチームのエースとして活躍し、ドラフトの順位にふさわしいパフォーマンスを披露した。

そして、2010-2011シーズンには史上最年少となる22歳6ヶ月でシーズンMVPを受賞。

若くして名実ともにNBAのスーパースター選手になったのだ。

しかし、悲劇は2011-12シーズンのプレーオフ1回戦で起きた。フィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第1戦の残り1分22秒。

ドライブした際にバランスを崩して着地に失敗。左膝を激しくひねり、そのまま起き上がることができなかった。

左膝前十字靭帯断裂。全治までに8~12ヶ月かかる大怪我を負い、翌2012-13シーズンを全休。

2013-14シーズンのプレシーズンで復帰を果たしたものの11月に右膝の半月板を断裂し、再びシーズン全休。

以降、全盛期のような輝きがなくなってしまった。

NBAファンからすると現在のローズのプレーぶりはかなりさみしいもの。

キレッキレのドライブや豪快なダンクを見られる日は来るのだろうか?

デリック・ローズ 怪我」は非常に残念な出来事なのであまり検索したくない。

怪我の瞬間の映像は何度見ても寒気がする。気軽に検索してはいけない。