サイコロステーキなどの成型肉は食中毒に注意

先日、業務スーパーで購入した「サイコロステーキを焼いた。

500gで555円という激安価格。

だが、一般的にサイコロステーキが安いのには理由がある。

安価のサイコロステーキは捨てるようなクズ肉や牛脂を使って結着させた成型肉だからだ。

成型肉とは

成型肉(せいけいにく)は、細かいくず肉や内臓肉を軟化剤で柔らかくして結着剤で固め、形状を整えた食肉。牛肉の赤身に牛脂や食品添加物などを注射した、「インジェクション加工」と呼ばれる処理を施した牛肉も含まれる。

引用:成型肉 – Wikipedia

業務スーパーのサイコロステーキも成型肉だ。

安さには理由がある。

この成型肉はしっかり焼かないと食中毒になる可能性があるので注意が必要。

食中毒問題が騒がれた「ペッパーランチ問題」も成型肉が原因だ。

成型肉は食中毒になりやすい

業務スーパーのサイコロステーキ。

成型肉は、中まで十分に加熱しなければならない。

サイコロステーキは結着肉と呼ばれる成型肉。

結着肉とは、ハラミなど内蔵や腹横筋や脂身、すね肉や肩肉などの端肉をかき集め、食品結着剤を使い固めてカットしたもの。

だから、人工的な立方体に仕上がっているのだ。

不自然なピンク色で体に悪そう。

ホテルやレストランでの成型肉の使用も問題になっていて、チェーン店でも当たり前のように使われているので、私たち消費者は知らない間に口にしている。

成型肉を食べる上で気をつけないといけないのは自分で調理する場合だ。

製造過程で針や刃で切り込みを入れるため、外側に付着している細菌が肉の中にまで侵入している。

そのため、中までしっかり火を通さないと食中毒になってしまう。

冷凍のサイコロステーキの調理法

成型肉のサイコロステーキには食中毒の危険。

業務スーパーの冷凍サイコロステーキをバーベキューで使った。

フライパンに油をひき、中火で加熱。

フライパンが温まってきたら、凍ったままのサイコロステーキを丁寧に敷き詰める。

業務スーパーのサイコロステーキは成型結着肉。

火が通ると、水分と脂で水浸しになった。

焼くというより、茹でながら揚げるという表現が正しいかもしれない。

全体に火がしっかり通るまで、ひっくり返しながら焼いていく。

【業務スーパー】サイコロステーキ。

中火で15分ほどじっくり加熱。

しっかり中まで火が通っていたので安心して食べられた。

成型肉の調理には細心の注意を払おう。

業務スーパーのサイコロステーキは、ジャンクな感じで意外とイケた。

ハンバーガーチェーンのパティみたいな感じの食感。

バーベキューシーズンになると、食中毒が増えるので気をつけよう。