体内時計が乱れる原因!夜更かしや寝溜めが体に及ぼす悪い影響とは?

睡眠不足は百害あって一利なし!

夜更かしは、睡眠時間が短くなるだけでなく、何度も目が覚めたり、浅い眠りが増えるなど、睡眠障害を引き起こします。

また、体内時計が狂うので、疲労が溜まったり、太りやすくなります。

夜更かしのいちばんの問題は自律神経を乱してしまうこと

睡眠の質が低下し、疲れが取れないので体がだるくなり、日中の活動の質も低下してしまうわけです。

夜更かしを改善する方法

夜更かしを繰り返していると、やがて自律神経のバランスを完全に崩します。

そして、睡眠障害という悪循環に陥る可能性が高い。

睡眠障害になってしまうと、寝ようとしても眠れなくなったり、寝てもすぐに目が覚めたり、昼間に急に眠たくなったりなど、日常生活にも問題が発生します

そうならないためにも、夜更かしは今すぐにでもやめなければなりません!

夜更かしをやめようと思っても、繰り返してしまうという自覚がある人は、普段より30分早く布団に入る習慣をつけましょう。

早めに布団に入っても、夜更かしに体が慣れてしまっているので、最初の数日はすぐに寝つけないはずです。

でも、続けているうちに段々と寝つきは良くなります。

体内時計というものは、いつも決まった時間に布団に入り、決まった時間に起きることで狂うのを防ぐことができるのです。

体内時計が正常に働いていると、睡眠の質が向上したり、ご飯を美味しく感じたり、体がスッキリと軽くなったりと良いことばかり!

疲労を回復する昼寝

疲労は持ち越せば持ち越すほど、どんどん溜まっていくものです。だから、こまめに解消する必要があります。

溜まった疲れは、日中に眠気を感じた時こそ解消するチャンス!

疲労は、5〜15分の昼寝で解消できます。

また、眠気を感じなくても「疲れた」と思ったら、その場で静かに目を閉じてリラックスしましょう。

視覚からの情報を完全にシャットアウトすることで、脳にかかる負担を大幅に減らすことができるのです。

ただし、昼寝は長くても30分以内に抑えるのが理想。昼間に寝すぎると、夜の睡眠に悪影響を及ぼしてしまうから。

仕事や学校の昼休み、家事のちょっとした合間に少し目を閉じるだけでも効果抜群です。

【参考記事】疲労は蓄積するもの。たった数分の仮眠と軽い運動でこまめに解消。

寝溜めはまったく意味がない

寝不足や疲れを解消するために、休日に寝溜めをする人がいます。

しかし、寝溜めにはまったく意味がありません!なぜなら、睡眠は溜めておくことができないからです。

むしろ、体がだるくなったり、頭がぼーっとしたり、何もする気が起きなくなったりと、寝溜めは悪い影響ばかり。

寝溜めにより、夜になっても眠くならなず、結果的に夜更かしをして寝不足になる。誰もが一度くらいはこのような経験をしたことがあるかと思います。

そう、寝溜めをしても良いことはありません。

また、休日に寝溜めをする人ほど、不眠や鬱の症状を訴える人が多いとのこと。

休日の前の日はいつもより早めに寝て、いつもと同じ時間に起きたほうが疲れがとれてスッキリするでしょう。

寝溜めは、やめるに越したことはないです。

【関連記事】疲労は万病の原因になる。生活習慣病や脳の老化のリスクが高まるので注意。

最後に

早寝早起きが人間の本来のリズムです。

そのため、夜更かしや寝溜めは体内時計を狂わす大きな原因になります。睡眠障害や慢性的な疲労、肥満、集中力の低下などのトラブルが発生するでしょう。

夜更かしの傾向があるときは早めに布団に入る習慣をつけたり、日中に短い昼寝をしたりして、体内時計を整えることが大切です。